洞川温泉 さら徳旅館 宿泊記
奈良県の山奥、天川村にある秘湯、洞川温泉にやってきました。
洞川温泉は大峯山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとり、標高約820m余りの高地に位置する山里にある温泉。
夏も涼しいので関西の軽井沢とも呼ばれている避暑地的秘湯。
街全体が昭和の時代にタイムスリップした雰囲気で、どことなくなつかしさを感じる町並み。
温泉街はこじんまりとしていますが旅館・民宿が20数軒あり、どれも趣のある建物の宿です。
そのほかに土産物店や陀羅尼助丸を製造販売する店13軒や各種の商店が軒を連ねています。
今回はそんな洞川温泉街のちょうど真ん中あたりにあるさら徳旅館さんにお世話になりました。
こちらのお宿、家族経営のめちゃくちゃアットホームなお宿。
特におやじさんがものすごくフレンドリーでいい味を醸し出していて好きでした(笑
のんびりした雰囲気でちょっとおっちょこちょいな感じが、グッときます(笑
宿の建物は古く刻んできた歴史を感じますが、お部屋はきれいにお掃除されていて気持ちよく過ごせました。
2階の二間続きのお部屋を用意していただき、一部屋はこたつ部屋、もう一部屋にお布団。のびのびできる・・。
でんぐり返しも余裕でできます(笑
窓の外には中庭が。ちょうど紅葉見頃の木々を眺めることが出来ました。
綺麗なホテルや高級宿が好きな方には賛否が分かれそうな雰囲気のお宿ではありますが、私はこういった家庭的で古くからやっているお宿がめちゃくちゃ好き。
・・雰囲気、めちゃくちゃ好きなお宿なんですが、温泉がなぜかものすごく温くて寒すぎてお湯から出るのしんどいくらいだったんだけど、もしかしたらお風呂の調子が悪かったのかもしれません。男湯はめちゃくちゃ熱いって他の一人旅男子がおっしゃっていたので・・
真偽のほどは不明ですが、温泉期待していくとちょっとがっかりとしてしまう宿かもなぁと思いました。