旧国鉄倉吉線廃線跡

旧国鉄倉吉線廃線跡にやってきました!廃線跡が好き♡そしてこの廃線跡、竹林に囲まれた幻想的な廃線なんです。googleマップで倉吉から近い穴場な観光スポットないかなぁ~と検索していて、口コミの写真の美しさに惹かれ、これは自分の目で見てみたい!この場所に立ってみたい!と。倉吉からも近いのでハシゴ観光してほしいスポットです。

絶景異空間の廃線跡の近くには駐車場がありません。旧国鉄倉吉線廃線跡-観光案内所・駐車場に車を止めて15分~20分ほど歩きます。

数字で見ると近い感じがしますが、暑い8月下旬、これといった日陰もなく見どころもない畑沿いを歩く…じりじり体力を消耗しちゃいます。気持ちよくハイクするなら春とか秋の季節がよさそう。

暑いので途中、休憩しながら。かつて倉吉駅から関金の山守駅まで約20キロを結んでいた国鉄倉吉線は、昭和60年3月に廃止され、72年の歴史に幕を閉じました。
線路は今も残っていますが、途中で途切れていたり雑草に侵食されていたり、この先ゆーっくりゆーっくりと朽ちていくのかなぁと思うと不思議。
今座っている線路、いつまでこの形を維持してるのかなって。

だらだら歩いていたので40分くらいかかってしまいましたが、泰久寺駅に到着。
この駅から線路に降りて道沿いを歩いていくと竹林のトンネルへ。

竹林のトンネル✕廃線のコラボが素敵すぎる!そして竹林のトンネルは今まで歩いてきた道とは異次元に涼しい!
暑い夏でも一日ここで快適に過ごせそうなくらいに涼しいやけど、夏は蚊がめっちゃ多くて難儀しました(笑)
虫除けスプレー必須!!

廃線から長い年月が経った現在も、レールやホーム跡が各所に残り、関金周辺をはじめ倉吉市内のあちこちでその名残を見ることができます。
特に、関金にある泰久寺駅跡から山守トンネル入口付近までは、竹林に囲まれた廃線跡が続き、幻想的な風景が・・・。旧国鉄倉吉線の廃線跡は、山守トンネルを除き、自由に散策することができます。

駅からかなり歩いて来ました。奥へ奥へと進むほど竹林がワイルドになっているような。

閉鎖されたトンネルにぶつかり行き止まり。一般ピープルは立入禁止の山守トンネル。このトンネルの前、めっちゃ蚊が多くて2~3分佇んでいただけなのに、10箇所以上刺されていました。つらたん。

山守トンネル内を散策したい場合は旧国鉄倉吉線廃線跡ツアーに団体で申し込むか、旧国鉄倉吉線廃線跡ウォーキングオープンデーに参加するしかないようです。
旧国鉄倉吉線廃線跡とは?

旧国鉄倉吉線は、かつて鳥取県倉吉市と関金町(現・倉吉市関金町)を結んでいた約20kmのローカル路線で、1912年(大正元年)に開業し、1985年(昭和60年)にその歴史を終えました。
現在は「旧国鉄倉吉線廃線跡」として整備され、特に関金町の泰久寺駅跡〜山守トンネル入口までの区間は、竹林に包まれた幻想的な景観で人気急上昇中のスポットです。
廃線跡には今もレールやホーム跡がそのまま残り、朽ちゆく鉄路と自然が織りなす風景は、まるで時が止まったような異空間。近年ではSNSや口コミで注目され、映えスポットとしても話題になっています。
特に夏は、竹林に入るとひんやりとした空気が漂い、別世界のような静けさと涼しさを感じられるのが魅力。ただし、蚊が非常に多いため虫よけ対策は必須です。
「山守トンネル」は現在立ち入り禁止ですが、イベント開催時やウォーキングツアーでは内部見学が可能となっています。
所在地:鳥取県倉吉市関金町周辺(起点:泰久寺駅跡)
アクセス:倉吉市内から車で約25分(観光案内所・駐車場あり)
駐車場:旧国鉄倉吉線廃線跡観光案内所(無料)に駐車し、徒歩15〜20分
見どころ:竹林トンネル、レール跡、ホーム跡、泰久寺駅跡、山守トンネル(立入不可)
備考:山守トンネルはツアー時のみ立ち入り可/夏は虫除け必須・秋冬の散策も◎