東京から3時間の平家落人伝説の秘境。約20Km秘境の旅…苗場山と鳥甲山に挟まれた中津渓谷。
全長約20Kmに及ぶこの渓谷に点在する集落を総称して『秋山郷』と呼びます。
独特な生活様式や文化が今も息づき、『日本の秘境100選』に選ばれているんです。
この秋山郷には6つの秘湯があります。秘境って聞いただけでもオラワクワクすっぞ!状態なんですが、さらに秘湯が6つもあるの!?って温泉好きとしては湧く湧くが止まらない…そんな魅力的な秋山郷、今まで知らんかったぞ。
具体的に6つの秘湯は↓のような感じ。津南市街方面から順に
逆巻温泉 川津屋
群馬の山あいに、まるで時間が止まったような静けさに包まれた宿があります。それが「逆巻温泉 川津屋」さん。
ここは“新・日本百名湯”にも選ばれた名湯で、名物はなんといっても洞窟風呂。岩肌をくぐると湯けむりが立ちこめ、幻想的な空間にぽっかりと浮かぶ湯船。一歩入れば、まるで異世界の温泉に迷い込んだような感覚になります。
文豪・吉川英治が「新平家物語」を執筆した宿としても知られていて、館内にはその時代の面影が今もそっと残されています。
「蛇の湯」「医者いらずの湯」と呼ばれるこのお湯は、まるで化粧水の中に全身で浸かっているような、とろんとした肌ざわり。
湯上がりのしっとり感は、温泉好きのアサミンも思わず「え、これ美容液?」ってなるレベル。自然・文学・癒しがひとつに溶け合った、まさに“大人の隠れ宿”です。
結東温泉
山と空のコントラストが美しすぎる、まさに“天空の温泉”。ここ「結東温泉(けっとうおんせん)」は、金城山と苗場山の絶景を一望できる隠れ湯です。
内湯の「桃源の湯」と、自然と一体化できる露天の「山彦の湯」。どちらもさらりとした肌あたりで、湯に浸かるとすぐに心がほどけていく感じ。
泉質は弱アルカリ性低張性温泉で、透明でやさしいお湯。湯上がりの肌はつるつるすべすべ、まるで“自然の美容液”に包まれたみたい♡
静けさと澄んだ空気、そして絶景のロケーション。
小赤沢温泉
見てくださいこの色!まるで“赤ワイン温泉”みたいでしょ・・・ここ「小赤沢温泉(こあかざわおんせん)」は、全国でも珍しい鉄分たっぷりの赤い温泉。
湧き出したばかりのお湯は無色透明なのに、空気に触れると酸化して、ふわっと赤褐色に染まる――まさに自然の化学反応!
お湯に浸かると、じんわりと体の芯まで温まって、血行がよくなるのがはっきり分かるほどポカポカ。
昔から“湯治の湯”として知られ、「冷え性」「神経痛」にも良いと評判です。
お肌に残る鉄の香りもどこか懐かしくて、アサミン的には“山奥で温泉博士になった気分”になる一湯でしたちょんまげ。
屋敷温泉
気候で湯色が変わる硫黄泉。外気温により湯色が無色透明・エメラルドグリーン・乳白色と変化する湯花漂う、秋山郷唯一の硫黄泉。
上記の他にもカラマツと白樺の高原・栃川温泉、川原に湧き出す野天風呂・切明温泉など個性的な湯が!

ほらね、秋山郷やばすぎませんか??
こんな秘境・秘湯パラダイスささっと堪能しちゃいかんでしょー!!ってことで日本一周後に改めてじっくり訪問したいと思います。
秋山郷 結東温泉「かたくりの宿」
新潟県と長野県の県境、どこか懐かしい空気がただよう「秋山郷」へ。
今回のお宿はその中でも静かな集落・結東(けっとう)にある「かたくりの宿」。
廃校になった木造校舎をそのまま活かした温泉宿で、見た目からしてもう優勝…!
館内には、分校時代の写真や教材、机やピアノもそのまま残されていて
「これこれ!こんな木の机あったよね〜!」ってつい声が出ちゃう。
壁に描かれた詩や手作りの展示もあって、宿というより“物語の中”にいる気分。





