京都の京丹波町に位置する玉雲寺は、丹波地方を代表する曹洞宗の禅寺で、その歴史と自然の美しさで知られています。応永23年(1416年)に市森城主・須知氏によって創建されたこの古刹は、京丹波町指定の文化財としても認められています。
玉雲寺の魅力は、四季折々の花々が咲く庭園にあります。サツキ、ツツジ、アジサイ、シュウメイギクなど、季節ごとに異なる花が訪れる人々を楽しませています。特に紅葉の季節には、その美しさが際立ち、寺院と紅葉のコントラストが訪れる人々を魅了してきました。
「京丹波」の「丹」という言葉は赤色を意味し、この地名は山々の輝かしい紅葉(丹)が夕陽と共に湖面(波)に映る様子から来ていると言われています。玉雲寺への入口には、散り映える石階段があり、山寺らしい静かな雰囲気と厳かな楼門が訪れる人々に歴史の重みを感じさせます。
この寺院は、その歴史的希少価値と四季の風情豊かな境内で、多くの参拝者を引き付けています。玉雲寺の美しさは、ただ見るだけでなく、その場にいることで感じられる特別なものです。紅葉の時期には特に人気があり、撮影ポイントとしても多くの人々に愛されています。
京都府船井郡京丹波町市森滝見9
JR嵯峨野線園部駅からJRバス園福線「琴滝道」下車徒歩約10分
京都縦貫道[丹波IC]より車で約3分
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