奥津荘 入湯記

旅した日:2023年11月
岡山県の鏡野町にある奥津温泉。
奥津温泉は秘湯の雰囲気が漂う川沿いの温泉街です。
風情のある老舗旅館や素朴な民宿などが並ぶ静かな雰囲気の山間の町。
奥津温泉と言えば、足踏み洗濯。
奥津橋のたもとで行われる奥津温泉のシンボルともいえる催し?風習?です。
川岸に湧き出る温泉を利用して洗濯物を足で踏み踏みしてきれいにする昔ながらのお洗濯法ですね。
この洗濯方法の始まりは、熊や狼から身を守るため立って洗濯をする風習が始まりなんだそうです。
立っていればすぐに逃げられるからかな??
3月下旬~12月上旬の日曜祝祭日の8時半から15分間奥津橋の近くで実際に見ることもできます。
そんな岡山県の秘湯・奥津温泉へ行ってきました!
昭和8年の創業の旅館で、源泉掛け流しの温泉と棟方志功ゆかりの宿として知られているお宿さんです。
泊まるとめっちゃお高いので・・・今回は日帰りで立ち寄らせていただきました。
温泉街のちょうど入り口あたりに存在感ひしひしと放つ建物が・・・
約80年の歴史を経た本館は、外観・館内とも歴史的建造物のようななんだか恐れ多いような雰囲気でした。
がらりと玄関の扉を開けるとやはり館内もめっちゃ素敵・・・・・
受付で対応してくださったお宿の方はとっても気さくで親切で、ちょっと緊張していたのでほっとしました。
日帰り時間終了の30分前だったので、他に入浴のお客さんもおらず独泉させていただきました!わーい!
浴場は受付を少し過ぎたところにある階段を下った地下にあります。
浴室は、浴槽の底から温泉が自然湧出する、鍵湯、立湯があり、貸切風呂の泉の湯と川の湯の4ヶ所あるそうです。
鍵湯っていうちょっと不思議な名前の由来はむかしむかしに津山藩主が専用風呂とする為に、番人を置いて鍵を下ろしたことから・・っていうことらしいです。鍵をかけるほど独り占めしたくなっちゃういいお湯だったんですね。きっと。
女湯はこの鍵湯ではなくて、立湯でした。
吉井川によって自然と造られた岩のくぼみを活かし、立ったまま入浴できるほどの深さがある、最も自然の趣を感じられる浴室です。
深いところでは120cmほど深い!湯面から底がはっきりと見えるほど透明な泉質が美しくて見とれてしまいます。
足元がごつごつとしていて岩やら石やらなので、ほんとに川の温泉なんだなぁと。
奥津温泉はぬる湯だと聞いていたんですが、結構熱かった!真夏だから?
お湯が足元の岩の隙間から湧き出している足元湧出。ぽこぽこと空気の玉が時たま上がってくるのでほんとうに足元から出てるんだなぁと実感できます。
浴槽下から空気に触れず、加温、加水無し。
無味無臭のキラキラ透明なお湯ですが、肌触りトロトロpH9.2はなかなかすごいんではないかと。
帰り際にお宿の方がおっしゃっていたんですが、「鍵湯」、「立湯」は奥津荘の創業前は吉井川の川底だったんだそうです。川底から温泉が湧いているところに浴槽を造たそうです。
中国自動車道院庄ICから約30分
JR津山駅から奥津温泉行きバス約60分、「奥津温泉」下車
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