笠置寺は奈良時代に創建され、その歴史は東大寺のお水取りの起源とも言われるほど古い。
伝承によると、笠置山で鹿狩りを楽しんでいた天武天皇の皇子が、進退窮まった状況で巨岩の上に立ち、仏に祈りを捧げて難を逃れたとされます。
その際、巨岩に弥勒菩薩を刻むことを願い、天人によって彫刻されたとされる本尊が笠置寺の始まりとなりました。
平安時代末期には弥勀信仰の聖地として栄えましたが、元弘の乱で一度は消失。現在見られる建造物はその後、再興されたり修復されたりしたものです。
京都府相楽郡笠置町笠置笠置山
JR関西本線「笠置」駅下車、徒歩45分
夏期 8時30分~17時
冬期 9時~16時
JR関西本線「笠置」駅下車、徒歩45分
夏期 8時30分~17時
冬期 9時~16時