2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY28 函館へ!!

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日本一周28日目

虎杖浜温泉ホテルいずみ
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目覚めて窓の外を見ると鹿が歩いているし海も見えるし、泉質もGOODな虎杖浜温泉のお宿を出発!今日は函館方面へ車を走らせます。

 地球岬

室蘭、絵鞆半島の最南端に突き出た地球岬に立ち寄り。このへんってチームナックスの安田さんの出身地なんですよね。登別とか虎杖浜温泉とか結構来てるんですが、室蘭の地球岬って来たことなかったんですよねぇ・・・なんでやろ?スルーしがちなポイント?

地球がまぁるく見える地平線を望む岬だから地球岬なのかなって思ってましたが、アイヌ語で断崖を意味する「チケプ」に由来する名前なんだって。「チケプ」が転訛して「チキウ」からの「地球岬」

天気があいにくなのと季節的に空も海も、もやんとしてるけど、地平線バッチリ見えた270度くらい!地球は丸いんだなぁって実感できるスポットでした。

地球岬の駐車場で群馬から自作のキャンピングカーで北海道を旅しているご夫婦と出会いました。2週間くらい北海道を旅しているんだって。本州ではあまり感じなかったけど、北海道では日本一周している人や車中泊で長期旅行している人との交流が結構多かった気がします。ナンバー見て話しかけたり話しかけられたりって感じでした。

めっちゃフレンドリーなお父さん。元大工さんだそうで、キャンピングカー自作したそう。いろいろ説明してくれながら自慢のキャンピングカーを見せてくれました。便利なアイデアが詰まっていてすごくいい!私も作りたいなぁってぽろっと呟いたら、近かったら教えてやれるんだけど、遠いもんなぁって(笑)地元で引退した元大工で暇してるやつを探せとのことでした(笑)

他にも軽バンを改造して旅している70代のご夫婦とも出会い…一人は寂しいからはやく一緒に日本一周できる旦那様を探しなさいとの励ましのお言葉を頂きました(笑)頑張りたいと思います。

濁川温泉 新栄館

SNSのフォロワーさんに道南行くなら濁川温泉の新栄館がおすすめ!と教えてもらったので立ち寄りさせてもらいました。函館から北へ車で1時間くらい、海沿いから少し山側へ入ったところにある濁川温泉。周りが山にぐるりと囲まれたカルデラの中にある珍しい地形にある温泉です。

ちょうど宿の息子さんかな?が玄関のところで作業をされていたので、日帰りできますか~?って尋ねると、大丈夫ですよと。女湯が源泉ジャバジャバで今は熱いからと走って加水をしにいってくれためっちゃ優しい方でした(笑)

建物は古くて趣のある雰囲気。玄関に並ぶスリッパが湯治場っぽくて落ち着くなぁ。浴場は男湯(混浴可能)と女湯があるようなんですが、男湯の方は何人も人がいるのでやめておいたほうがいいのでは?とのことで、女湯を頂きました。

ちなみに男湯は鄙びた雰囲気。温度の異なる浴槽が3つ。この湯船に入りたかったんやけどなぁ…残念。

でもまぁ!女湯もいい感じでした(笑)他にお客さんもおらず終始独泉もできたので満足満足なり。浴場のドアを開けた瞬間にもわぁんと熱気が。熱気とともに油臭♡やや緑いろの透き通ったお湯がひたひたと。加水しないとめちゃくちゃ熱くて入れなので、しばし加水をしてからお湯へ。

つるつるとした柔らかい浴感がきもちいい…細かい茶色の湯の花がはらはらと浮遊していました。湯面には油膜も確認。

あんまり加水するのもなぁと結構熱めの湯のままに入っていたので長湯はできず。水をぶっかけながら何回か入浴したんやけど、湯から上がっても熱くて熱くて汗がドバドバで止まらんのよ。汗腺壊れた!?ってくらいの汗かきました(笑

上の湯温泉 銀婚湯

大正天皇の銀婚式の日に温泉を掘り当てたのが宿名の由来「銀婚湯」さん。日本秘湯を守る会のお宿です。日帰り利用が可能で12:00 〜 16:00に間に合ったので立ち寄りしてきました♡

宿の周辺は素敵な雰囲気の和風庭園が広がっていて足湯などもあり。ちょうど正午にお伺いさせていただいたので、宿泊客も日帰り客もおらず宿は静かな雰囲気で、やってるかな?って心配になるほど。ドアを開けるとフロントに受付の方がいらっしゃったので入湯料を支払って中へ。

お宿の中はめちゃめちゃ素敵な雰囲気で高級旅館の佇まい…誰もいない廊下をトコトコ歩いて奥にある浴場へ。

結婚記念日は毎年必ずこの宿に来る…なぁんて素敵な結婚生活を送りたい人生だった…まだ大丈夫!頑張る(笑 なにを?)

廊下に掲示されていた銀婚湯のかけ流しシステムの図。銀婚湯には敷地から湧き出している源泉が5本もあり、それぞれを10カ所の湯船へとブレンドして提供(トチニの湯の湯船だけは、「川向2号」という源泉をそのままブレンドすることなくかけ流しているとのことです)。

内湯は大きな浴槽!四角い内湯の浴槽の縁に楡の巨木を使っています。

本当に大きな浴槽なので、一人で入ってると思わず泳ぎたくなっちゃいますが…(笑)湯は薄濁で緑がかっています。湯の温度は適温でゆっくり湯に浸かるのにちょうどええ・・・

川沿いにある露天風呂は野趣味あふれる雰囲気。湯温もぬるめで川の流れる音を聞きながらゆーっくり入れる。アブもまだでていない時期だったので湯に浸かって、石の上で湯冷ましして、川の流れに耳を傾けて…かなり癒やされる…癒やされすぎて一瞬寝落ちするほど(笑

美しい木漏れ陽と水面の反射がキラキラ。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。

宿泊者は吊り橋や並木道がある広大なお庭の中にある野湯を巡ることが出来るので、次回は宿泊したい!一人宿泊も可能とのことなので、次の北海道温泉巡りはこちらメインで予定立てたいなぁ。

恵山へ

本日の宿は渡島半島の東南端にある恵山温泉。恵山は北海道函館市にある標高618 mの活火山で常時観測火山なんだそう。

途中の道は霧?靄?がすごくて視界がめちゃくちゃ悪いんですが、海沿いを運転していると急にその靄が晴れて視界がクリアに…さらに走ると再びの靄…みたいな感じでした。

海沿いの道を走っていると半島の地形がすごくわかるんです。ジブリのポニョの街みたいな海沿いの街だなぁって思いながら運転していましたが、この靄の感じも地形の雰囲気も街の感じも好きやなぁって思った!

恵山温泉旅館

日本一周28日目にお世話になった恵山温泉旅館さん。恵山の登山口に近くにある温泉旅館さんでシーズンには登山客で賑わう温泉旅館です。

登山口に近い宿なので高所にある温泉旅館さん。秋になると本州、青森の下北半島が見えるそうで恐山も見えるんだって!春~秋は靄(宿の方はガスっておっしゃってました)のせいで、あんまり眺めはよくないんだそう。ご家族で運営されているアットホームなお宿で田舎のばあちゃんの家みたいな雰囲気。お部屋は1階の2間続きのめちゃめちゃ広い部屋を用意してくださいました。

部屋からは海が見えないんですが、夕暮れにひぐらしが鳴き、朝には鳥のさえずりが聞こえます。クーラー無しでも窓を開けてれば涼しい風が入ってきて、蚊取り線香の香りを部屋にくゆらせるような、ええお部屋。

もふもふの看板犬、秋田犬のななちゃん。1階のトイレ前に鎮座しています(笑)目がかわいいのよ~。俳優の鈴木一真さんに似てへん?!

浴場は男女それぞれ内湯がひとつずつ。PH2.7の強酸性の温泉なので石鹸が泡立ちません。その強酸性の湯が39.6℃と温めの温度でジャブジャブかけ流されてるなんて…ワンダホー。

鄙び雰囲気が素晴らしい木造の浴場、窓の外は恵山の自然を借景で。

湯がぬらぬらと輝き、湯口からは源泉がじゃばじゃばと大きな音をたててかけ流されてる…なんて美しい浴場なんだろう。

冬季は湯がぬるくなってしまうので旅館自体クローズしているそうです。ぬるめの湯はいつまでも入っていられる気持ちよさ…

湯感はさっぱりですが、強酸性なので傷があるとめちゃめちゃ沁みる…目に入るとかなり痛いっ!

夕食は品数が多くて食べきれない量や…。ビール飲んだら絶対完食できないので今日はお酒なしで!ご飯までは食べられなかったけど、おかずは全部頂きました。腹が切れました(笑

やっぱりお刺身がおいしすぎるんよ。

宿のご主人・奥様めっちゃフレンドリーで優しい雰囲気だし、気楽に過ごせる宿。温泉素晴らしく、ご飯もうまい!1泊夕食付きで9060円は安すぎん??再訪したいお宿!

日本一周28日目の行程

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この記事を書いた人

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