【熊本・天草】崎津教会とおっぱい岩とかかしに出逢う旅
旅した日:2018年3月下旬
「うちのダー(リン)が船持ってるからトローリングできるでっ!」というご近所のお友達のお誘いで熊本に行ってきました(唐突なはじまりですみません・・)
前々から熊本に行きたいねぇ・・みたいな話は出たり消えたりしていたんですが、今回良い機会なので行ってきました熊本旅行!!
彼氏さん、熊本在住で遠距離恋愛だそうですがとっても仲良しそうなので、遠慮も憚りもなく、神戸からご近所3人組で熊本に押し掛けた一人旅じゃない旅行記です。
新神戸駅から出発して新幹線で熊本へ向かいます。
だいたい3時間くらい。
新神戸駅に「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」の大きなパネルがありました。
丁度、ドはまりな世代なので興味深々・・・乗ってみたいなぁ~と思いきや、平成27年秋から平成29年3月ということで、時すでに遅し・・・
喫煙室にはリツコさん!!
私、馬鹿な事してる?ロジックじゃないものね、男と女は。そうでしょ、母さん
数々の名言が浮かんでくる・・結構というかかなり大好きだったので、無限リピートでアニメ見てました。あの頃は若かったなぁ・・
このブログにも何度か登場しているご近所のうえちゃん、もはや荷物と化して爆睡中。
そんなこんなで熊本駅に到着。
やはりいた!くまもん。
熊本はもはやくまもんに侵されすぎていて、駅ではテンション上がりまくって写真撮りまくったくまもん。
でも熊本県内で見慣れ過ぎてしまって、最後には道路標識くらいな存在になってしまいました・・ありがたみ消失現象
その後、友達の彼氏さんと合流して車で天草方面へ。
途中寄った道の駅には新鮮な海鮮が沢山売っていました。
みたこともないカラフルな貝も。
美味しいのかなぁ?
熊本1日目の予定は天草の教会群を見に行こうってことになっていたので、見学の前に腹ごしらえのランチ。
彼氏さんのおすすめのお店、天草市にある「いけす料理 やまもと」さんへ。
生けすをカウンター席前に備えた木造りの広々とした店内で、地魚の活き造りの御膳やマグロの刺身と丼もの、天草ウニを提供している人気のお店だそうです!
うに推し感半端ない!!
あ、すみません、間違えました(笑)
わたしは残念ながらウニが苦手なので、海鮮丼を注文しました。
美味しかったしボリュームもあって大満足!
途中、偶然通りかかった村がおかしなことになってる!
何かの事件のような・・・ちょっと怖いし、不気味やーん。なんやこれ!?
って思ったら、宮地岳「かかし村」のイベントらしい。
毎年開催しているみたい。
天草観光協会のホームページによると
天草市・下島の中央部で周囲を山に囲まれた農林地帯「宮地岳」。毎年、春になると『かかし村』が現れ、多くの観光客で賑わいを見せますが、今年もついにそのシーズンがやってきましたよ\(^o^)/
国道266号線を、牛深方面に車を走らせると、のどかな風景の中に急にたくさんの人!人!人!よく見てみると実はこれが『かかし村』なのです。
圧巻のかかし達を、是非ご覧ください。
・・・ということらしいです\(^o^)/
車でさーっと通って、かかしだらけなんで正直ビビりました(笑)あーびっくりした。
遠目からは人っぽいんだけど、みんなフリーズしているし、なんとなく雰囲気もおかしいので、「かかしやーん」って気づきました(笑)
かかしの顔にビニールをかぶせているのは、天気が悪くて雨降ったりしているので防御策っぽい。
顔面に袋をかぶせたことで違和感マシマシになっているような(笑)
みんななんだかHAPPYで楽しそうよ(袋かぶってるけど)
自然と笑ってしまう・・・人を笑顔にしてしまう偉大なかかしの方々。
袋かぶっているのがかかし、かぶっていないのが人間という見分け方。
この人が一番好きやなぁーと思いました(笑)
近所の居酒屋の石井さんっていうおっさんに似とる(笑)
思いがけず、かかし村で時間を食ってしまったけどなんとか天草の崎津エリアに到着。
2018年7月に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
わたしたちが訪れた際はまだ世界遺産には登録されていなかったので、登録が決定した時はなんだか嬉しかったです!
その構成遺産のひとつ「崎津教会」は天草下島の小さな漁村の集落にあります。
「海の天主堂」とも呼ばれ、日本家屋の漁村らしい風景に突然現れるゴシック様式の教会。禁教の中、250年もの間信仰を守り抜いたキリシタンの生きた地であります。
この、崎津諏訪神社は禁教の中、仏教徒を装いつつ密かに信者が祈りをささげていた場所だそうです。
参拝する時、信者は「あんめんりうす(アーメン、デウス)」と唱えていたという記録が残っているんだそう。
この鳥居は1685年銘で、境内の配置も禁教時代のまま現存しているんだって!
集落のあちらこちらで見かけた「トーヤ」と呼ばる小道。
トーヤを抜けるとそのまま船に乗り込むことが出来る機能的な生活路だったようです。
紋付屋旅館跡の看板。
すでに旅館の建物は解体されてしまい空地になっていましたが、当時は、菊池寛、林扶美子、野口雨情、林房雄、大宅壮一、司馬遼太郎など多くの文人が訪れたそうです。
集落のシンボル的存在の天草 﨑津境界です。
キリシタン弾圧のための絵踏みが行われた吉田庄屋役宅跡に建てられた協会で、内部の畳敷き祭壇はかつて絵踏みが行われていた位置にあたるそうです。
なんというか深いし重い・・。
背後の海に溶け込み「海の天主堂」とも呼ばれています。
外から見るととても重厚な雰囲気の教会ですが、内側はホワイトでかわいらしい雰囲気でした。
ステンドグラスのデザインもかわいい。
協会内部は畳敷きになっていてすごく不思議な空間でした。
踏み絵とかキリシタンとか教科書に載っている別世界な出来事がこの地で行われていたんだなぁと思うと変な感じがします。
協会のご近所にある「﨑津資料館みなと屋」さんからの風景。
﨑津集落の歴史や文化を紹介する施設で、キリスト教布教期から潜伏期の信心具なんかが展示されていました。
集落のジオラマを見ながら係員さんが丁寧に崎津の歴史を教えてくださいました。
建物自体は昭和11年に建てられた旅館「みなと屋」を改装したものだそうです。
いい感じにアンティーク感があって落ち着く雰囲気だし、2階ではちょっと休憩しながら崎津に関するDVDを見ることもできるので疲れた人は立ち寄ってください(笑)
崎津教会の近くにあるカトリック大江教会にやってきました。
観光のお客さんもほとんどおらず丘の上に静かにたたずんでいる雰囲気の教会でした。
小鳥が入るので「ドア」は必ず閉めてください・・・小鳥っていうフレーズがなんだか可愛らしい。
崎津教会の重厚な雰囲気とは違って真っ白な可愛らしい外観。
教会の裏手にあるルルドの聖母像。
ルルドの村で聖母マリア様がご出現したときを再現した像らしいです。
各地でルルドに似せて洞穴を作り、御像を安置して聖母マリアを想いおこし神への取次ぎを願う祈りがささげられるようになったそうです。
天草の2つの教会を見学した後は海沿いをドライブして天草市内に戻ることにしました。
天草灘の海!
途中でトイレ休憩で立ち寄った鬼海ヶ浦展望所。
時間的な問題なのか?普段からあまり人が来ないのかわからないけど、だーれもおらん!
こんなところでピンクのポストを発見!
巷の噂ではピンクのポストに手紙を出すと恋愛運がアップ↑↑するとかしないとか。
出す手紙もないのでさらに海沿いドライブ。
天草の奇岩「おっぱい岩」を見るために海岸に降り立つ!!
なかなかの奇観。
そして突如として現れる奇岩おっぱい岩です。
この岩は雲仙普賢岳の噴火の時に飛んできたと伝承では云われているそうですが、ほんとに海岸に落ちてる感じで存在しているので油断していると通り過ぎてしまいそうな感じでした(笑)
女性の乳房にそっくりな形の岩、直径は約1.5mくらいなので間近で見ると結構でかい。
ちゃんと乳房+乳首になってる!!笑
触ると「胸が大きくなる」とか、「母乳がたくさん出る」などなどご利益があるらしいです。
ほんまか?笑
がっつり触ったけどさーまさぐったけどさー
干潮時にしか見ることが出来ないみたい!
ちょうどいいタイミングで見られてよかった!
そんなこんなで今宵の宿に到着。結構暗くなってきたけど予定より早めに宿に到着できました!
海水を沸かした潮湯の露天風呂があるそうでめっちゃ楽しみにしてきました。
お部屋はちょっと狭め・・・川の字で眠る!!
一人旅だと宿なんかで結構寂しいので、たまにこうやってわいわいするのがめちゃくちゃ楽しいなー。
団体行動たまに大好き。
友人の彼氏の友人たち(なんかややこしいんですが・・)が集まって宴会をするというので、合流させてもらうために外出!
美味しい熊本の料理や地酒が呑める!っていうんで、うえちゃんルンルンで廊下をスキップする勢い(笑)
ということで宴会に合流させていただきました!
天草のおすすめの焼酎、その名も「天草」
すっきりして飲みやすいので焼酎苦手でもいけそう。
熊本といえばからし蓮根ー!
からし蓮根大好きなので、本場で食べることが出来てすごく幸せ♡です。
作りたてはめっちゃ鼻にツーンと来ました。
他にもいろいろ熊本の旨いもん食べたんやけど、酔っ払ってしまったので写真を撮り忘れました・・・
友だちの彼氏さんもそうなんだどけ、熊本の人はなんだかしゃべり方も雰囲気もおおらかでいいなーって思った!
女の人も豪快な感じで根が明るくて熊本いい!!
っていう感じで熊本1日目終了ー!