渋温泉 結願湯 大湯 入湯記
千と千尋の神隠しの油屋のモデル「金具屋」さんがあることで有名な渋温泉。
この渋温泉の旅館に宿泊すると、九湯の外湯めぐりをすることが出来ます。
渋温泉には、地元の人が毎日利用する外湯が九つあります。
昔から大切に守られてきた外湯を渋温泉に宿泊するお客さんも開放。
それぞれ源泉や効能が異なる1番から9番までの外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐります。
最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就。
九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるといわれています。
ただしこの9つの外湯に入れるのは宿泊客のみ・・・日帰り利用は9番大湯だけ可能です。
500円の大湯入浴券をゲットして、いざ大湯へ。
近隣のおみやげ物店や旅館に入浴券を渡して鍵を開けてもらうシステム。
私は大湯近くのお土産物屋さんにお願いしました。
鍵開けるのめんどくさいよなぁ・・・めんどくさい感じの対応されたらちょっと嫌だなぁ・・って思っていましたが全然!
めちゃくちゃ親切に優しく対応してくださいました。ありがたい。
お湯が熱いから熱すぎたら水入れてね~とか貴重品入れるロッカーあるからね~とか入り方も教えて頂きました。
脱衣所は熱気むんむんで、脱衣している段階ですでに汗が・・・夏とかめちゃくちゃ暑そうです。
汗ばみながら服を脱いで、がらりとガラス戸を開けて浴場へ。
緑がかったにごり湯の浴槽。微かに香る鉄臭。
浴槽は真ん中に仕切りがあって2槽に分かれていますが、温度に違いはあまりなさそう。
若干源泉の湧出口の浴槽の方が熱いのかな?っていう感じです。
入浴のお客さんが既に沢山入ってらっしゃたので、湯温はちょっと熱めですが入れないほどではない感じ。
長く入っているとドキドキ動悸がしてくるので、出たり入ったり繰り返しながらちょっと長めに大湯を楽しみました。
お湯に入っていると外の石畳でカラコロと下駄の鳴る音が聞こえてきて風情があるなぁと。
脱衣所の横に蒸し風呂も併設されていてぬるめのミストサウナのような感じでした。