旅した日:2023年11月
鳴子温泉の早稲田桟敷湯に立ち寄り湯。
早稲田大学の学生がボーリング実習で掘削した温泉ということで「早稲田」っていう名前がついたんだって~!我が母校やるな(笑
昭和23年夏、早稲田大学の学生7人が掘った温泉というとなんとなくロマンがあります。暑い夏・・汗ダクダクで温泉を掘る若者たちを想像すると映画化できそうな感じですが(笑
投宿した「ゆさや」さんの廊下に桟敷湯を掘削している学生さんたちの写真も貼ってありましたが映画のワンシーンのようでした(主観です)
早稲田桟敷湯は、鳴子温泉駅から歩いて5分くらい。
滝の湯共同浴場からも徒歩5分以内の距離です。
滝の湯からの桟敷湯へはしご湯しちゃいました(笑)あっという間についちゃうので温泉街をブラブラして湯冷まし。
こけしのお店を覗いてみたり、ぽっぽの足湯に使ってボーッとしてみたりなんやかんやしてたらすっかり体もクールダウン。
ゆめぐり広場の目の前にある早稲田桟敷湯、温泉の建物がスタイリシュで美術館みたい。
角ばったコンクリっぽい建物はCOOLになりそうな感じなんですが、建物全体が黄色(!)なので、100%無機質って感じでもなく・・・不思議な雰囲気なんです。
昔は木造の建物だったそうですが、建て替えられて黄色の建物になったそう。
しかも設計はまたまた早稲田の理工学部の研究所だそうです。
細いビルの隙間のような通路を抜け2階の受付へ。
桟敷の由来となる左手の中桟敷、右手の上桟敷は通路を挟んで向かい合っている状態。
両桟敷の窓を開けると舞台と客席のようになることから「桟敷湯」と命名されました。なんかめっちゃ粋やーん。素敵♡
中桟敷は入浴後の休憩スペースとしての利用ができます。
浴場は階段を降りて1階。
天井がめちゃくちゃ高い!床になんかキラキラな宝石みたいなのが埋め込まれてる!?デザインがいちいち面白くてキョロキョロしちゃいました。
熱いお湯が3本の樋から少しずつ流れる仕組みになっていて、入る場所によって油温が違うので好みの温度を探しつつワニの姿勢でうろうろと。
深めの浴槽もあり個人的には入りやすかった!しゃきーんと背筋伸ばしてお湯に入ると目もシャキーンと覚めました(笑
お湯の温度は熱めです!温泉街徘徊で冷え切った体、温度以上に熱く感じました。
温泉は近くの下地獄源泉から引湯している新鮮な温泉。
薄濁りのお湯には細かな湯の花がはらはらと舞っていました。
泉質は、病気治療に用いられる療養泉に分類される含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。湯上がりはさっぱり感あるけど体ぽっかぽっか。
中桟敷で湯上がりごろごろできるのがたまらんっ!
青空の見える貸切露天風呂もあります。※50分で入浴料+1,100円
写真は https://digi-photo.pref.miyagi.jp/ こちらより拝借致しました。
早稲田桟敷湯
早稲田桟敷湯じゃ、戦後間もなく掘削の実習で、早稲田大学の学生が堀り当てた温泉で、早稲田湯として町内外の人たちから親しまれてきました。
掘削からちょうど50年目となった平成10年に早稲田大学石山修武教授の設計で全面改築されました。
営業|9:00~21:30
定休|年中無休
料金|大人550円 子供330円