大きくて堂々とした印象の越前大仏さん
昭和62年5月28日に落慶した清大寺は、大実業家である多田清翁の一大願心で建立されました。
広大な境内には緒伽藍が整然と配置されさらに大小多数の仏像が安置されています。
大仏本尊は、仏教伝来のルーツである中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟の中にある龍門奉先寺座像をモデルに造られており、身の丈は奈良の大仏を上回る17メートルです。大仏本尊がある大仏殿には、本尊の左右に4体の脇侍仏、三壁面には1,281体の石仏・金仏がおさめられています。
この他にも高さ75メートルを誇る五重の塔、中国の国宝第1号に指定された由緒ある装飾壁を再現した九龍壁、季節ごとに違った景観をみせる日本庭園など、訪れた人々が圧倒される施設です。
越前大仏さんに会いに行ってきましたYO!!
日本一周の旅で訪れた越前大仏の訪問ブログです♡
永平寺の後はこれまた見てみたかった越前大仏へ。永平寺からは車で30分ほど。お寺のはしごをしていいのか悪いのかわからないけど、今日はお寺巡りの日や!
駐車場からお寺までは門前町を通っていきますが、ほぼクローズ。平日だからなのか、もうずーっとしまっているのかはわからないけど門前町のシャッター街はちょっとさみしい気持ちに。
清大寺は臨済宗妙心寺派のお寺で1987年(昭和62年)に完成した比較的新しいお寺なんだそうです。越前大仏も同じ1987年の完成。開眼してまだ新しい大仏様なんです。
なんとなく建物も石像もみんな新しくてきれいな感じがしたのはそのせいだったのか。なるへそ!
そして大仏殿へ。大仏本尊のモデルは、仏教伝来のルーツ中国河南省洛陽市の郊外の龍門石窟の中にある座像で、身の丈17メートル。奈良大仏を上回る大きさなんだって!
大仏様の前になんとフォトスポットが!こういうのカジュアルでいいな(笑
この足型のところで足と手を広げて『大』の字になると『大仏』になるというやつ。これ一人で撮るのめっちゃ難しくて…画角が。
ということでハイタッチにしてみました(笑
大仏殿の内部には無数の小さな仏様たちが。ぎっしりみっちりありがたや。その数、1,281体。
九龍壁も見学。九龍壁は中国・北京市の北海公園の湖畔にある中国の国宝第一号に指定された装飾壁で、中国政府の許可の下に再現されたんだそう。この九龍壁は越前の地に流れる「九頭竜川」にちなんで清大寺の境内に設置されているそう。
大仏殿の北側にある五重塔にも登ってみました。エレベーターがあるのでらくちん。
五重塔の背後には大師山がそびえています。京都市の東寺よりも高い55メートルだそうで日本一の五重塔なんですって!
奈良の大仏より大きくて、京都の東寺より高い…ほほう。
このあと本当は粟津温泉で日帰り温泉でも・・・って思っていたんですが、予約した美川温泉が思いの外遠いということが判明してあえなく断念。
越前大仏のご利益は!?
越前大仏は相互タクシーの創業者として成功し巨額の富を成したことから「出世大仏」としてのご利益があると言われています。
ビジネスで成功したい人、巨額の富をなしたい人におすすめ!
越前大仏のアクセス・拝観時間
中部縦貫自動車道勝山ICから車で10分
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拝観:4月~12月 8:00~17:00 入館は16:30まで
拝観:1月~3月 9:00~16:00
休業:無休