網走監獄でゴールデンカムイを想う…
知床から網走は結構近いので網走監獄見学へ。以前も来たことがあったんですが、最近ゴールデンカムイにハマってしまいまして…アチャを探しにやってきました。
ゴールデンカムイ、ちゃんと網走刑務所の建物とか充実に描いているんだなぁと興味深く見学。
網走監獄と言えば建造物が見どころなんですが、個人的には監獄内にいらっしゃるマネキン達をじっくり見て回るのも楽しいよ!
この監獄ショップのバイトリーダー丸池さん、10年前にも会った(笑)マネキンは老けないからいいなぁ。
野田サトル先生の脱獄王の白石色紙も発見!ちなみにゴールデンカムイで一番好きな登場人物は二階堂さんです。みなさんはどうでしょうか?笑
別名「動く監獄」と呼ばれていた小屋。受刑者が塀の外に出て、日帰りできない作業をする場合は「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりしました。
板張りの上に粗末なゴザを引いただけの布団、薄い掛け布団に木の枕。朝はこの木の枕を棒で叩いて受刑者たちを起こしたんだって。目覚めれば辛い労働…過酷すぎる、つらい。
囚人が暮らした部屋が並ぶ「舎房及び中央見張所」すべての廊下が見渡せるよう中央見張所を中心に、5棟の舎房が放射状に広がります。
この形状の木造舎房としては世界最古の建築物で、国内で現存しているのはここだけなんだそう。
VR体験ができるんやけどリアルな感じで監獄内を見ることができるので面白かった!初めてVRゴーグル装着したけど、ほんますごいね、VR(←やや時代遅れ)
こんなところ脱獄できるなんて昭和の脱獄王、すごいな…というか脱獄してやる!っていうモチベーションが素晴らしいなと。そのモチベーションを他の分野に発揮したらヨカッたのに。
昭和の脱獄王と呼ばれた白鳥んさん(ゴールデンカムイでは白石)は手錠と監視口に、来る日も来る日も味噌汁を吹きかけ続け、味噌汁に含まれる塩分で鉄を錆びさせて脱獄。
モチベーションだけではなく任務を遂行する粘り強さも持ち合わせとる、優秀や…。
網走刑務所では、明治45年にコンクリートの浴槽にボイラーで湯をわかす近代的な浴槽を作りました。
人形が妙にリアルでちょっと恥ずかしい気もしますが、しっかり見学!
奈良監獄を見学した時は暗くて怖い雰囲気で不気味だなぁって思ったけど、網走監獄はどちらかというとエンタメ性が高いので楽しいです。
美しい木造の歴史的建造物を眺めたり、体験コーナーで監獄生活をプチ体験したり、個性豊かなマネキン達の姿にイチイチびっくりしたり。
「北海道開拓と監獄受刑者」をテーマとした野外歴史博物館
博物館 網走監獄は、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館です。
網走刑務所の建築物群を天都山中腹に移築・復原し、保存公開しています。
平成28年2月には舎房及び中央見張り所、庁舎、教誨堂、網走刑務所二見ヶ岡刑務支所の2件8棟が国の重要文化財に指定されました。
そして監獄ショップの店員さん、なんとも言えない表情が魅力です。
バイトリーダーの丸池五九朗さん。日サロに通ってるん?っていうくらい黒いです。