2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY39 福島から栃木へ

目次

日本一周39日目

ニュー扇屋
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土湯温泉、自家源泉のお宿『ニュー扇屋』さん。朝から熱くて濃い炭酸水素塩泉の貸切湯を頂き今日も元気に日本一周へ!今日は栃木方面へ向かいます。

飯盛山

土湯温泉を出発して向かったのは会津若松。飯盛山にあるさざえ堂に行ってみたくて!

まずは飯盛山スロープコンベアに乗って飯盛山・白虎隊のお墓へお参り。参拝には、途中急な石段がありますが、登りは「動く坂道・スロープコンベア」で楽して移動できます。帰りの下りはなだらかな坂道なのでスロープコンベアは上りのみ。

白虎隊の悲劇に心が沈む…燃え盛る会津を見ながら自刃した少年たちはどんな気持ちだったんだろう。

さざえ堂

ずーっと見てみたかったさざえ堂。飯盛山の白虎隊のお墓参りの下りルートの途中にありました。不思議な二重構造のらせん階段を実際に歩いてみたかったのです。

会津さざえ堂は飯盛山に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りできるという優しい世界線の建築物。

世界にも珍しい建築様式を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成8年に国重要文化財に指定されました。

内部には木造のスロープ。階段じゃないんですね。ずーっと坂道なのでふくらはぎの裏が痛くなりそう(笑)内部は薄暗いんですが段差がないので足を踏み外す心配はなし!

スロープを登りきった空間には天井にびっしりと千社札が貼られていて圧巻。

朝一番の時間帯だったので他の観光客がいなくて堂内はとっても静かで空気の揺れがない…異世界感がすごい。

飯盛山を下ったところにある白虎隊伝承史学館。資料館と伝承茶屋が併設されている私設の施設のようです。外観の圧が…勇気がなくて一人で入館できなかったんだけど、めちゃめちゃ気になる。

るろうに剣心、斉藤一の写真があるらしんですがこれが一番気になった…るろ剣の実写版映画、斉藤一役の江口さんの写真があるんかな??

レトロな七日町散策

飯盛山から車で10分ほどの場所にある七日町通りは、風情のあるお店が建ち並ぶおしゃれな通りです。

毎月七のつく日に市が立ったことから名付けられた町で、藩政時代には、会津五街道のうち日光、越後、米沢街道の主要道路が通り、城下の西の玄関口として問屋や旅籠、料理屋が軒を連ねていました。

カフェやお土産物屋さん、雑貨屋さん、昔ながらの問屋さん?みたいなお店が立ち並ぶ賑やかな通りでそぞろ歩きが楽しい~♡

路面に陶器が激安で売っているお店も。赤ベコバッグがかわいい。

大きな赤ベコが目印の赤ベコカフェ。この大きなあかべこさん、ちゃんと首が上下左右にゆらゆら揺れるんです!かわいい~赤ベコ♡

レトロな街並みが素敵でついつい歩きすぎてしまう。

野口英世青春通り

会津若松市大町・中町。

野口英世博士が左手の手術をした会陽院跡が喫茶店として営業しており、ここを中心に野口博士が、書生として多感な青春時代を送ったゆかりの地です。

通り沿いには、大商人の蔵などの歴史ある建造物や戊辰戦争ゆかりの地も多くあります。

左下り観音堂

こちらもさざえ堂と並び会津に来たら立ち寄ってみたかったスポット。駐車場はあるんですが、この坂を車で登って大丈夫なの!?とちょっと躊躇してしまう場所にあります。安心してください!坂を登りきったら広い駐車場があります!(ただ対向車が来たらすれ違いは不可能です…)

駐車場からさらに上へ上へ。濡れた枯れ葉でぐちゃぐちゃの足元悪い階段を5分ほど登らねばならんのです。かなり急勾配なのでしんどい…暑い…

旭日旗マークの看板が見えたら左下り観音はもうすぐそこ。

滝汗で階段を登りきりやっとついた!観音堂は江戸時代の懸造りですが、その歴史は平安時代までさかのぼるといわれています。山の中腹にある岩を切り開き構築した見事な三層閣のお堂です。

五間(約9m)四方、高さ四丈八尺(約14.5m)の木造三層閣。東向きに廻り縁が設置されており、当初は修験道の入行前に籠るための行堂として建てられたと考えられているそうです。

古い建物なので立入禁止の危険箇所も多々あり。お参りは自己責任で危ないところには入らないようにしないと。

裏に回ると石像の無頸観音が安置されています。

芦ノ牧ドライブ温泉

大内宿観光に向かう途中で出会った芦の牧ドライブ温泉。左下り観音へお参りをして滝汗を書いたのでひとっ風呂頂いていきます!

芦の牧のおみやげセンターに併設されている日帰りの温泉です。昭和の共同浴場の様な雰囲気がエモい。お土産店にいるお母さんに声をかけて入浴料を支払って中へ。

週末の土曜日のお昼過ぎでしたが、先客は誰もいないのでかなり穴場だと思います!男湯もお客さんがいないようでした(ドアが全開放で丸見えだったので)

脱衣所もレトロな雰囲気。鍵のかかるロッカーもあります。

小さい浴槽ながらも源泉100%かけ流しの温泉が大人400円とお得な価格で楽しめます!立地も芦ノ牧温泉や大内宿の近くにあるので観光の休憩にちょうどいい!

中に入るとレトロで可愛い浴槽に透明で綺麗なお湯が満々と。

タイルがかわいいんです!

あつ湯とぬる湯に分かれています。ぬる湯は40度くらい?あつ湯は43~44度くらいかなぁ。

あつ湯の浴槽に注ぎ込まれた源泉がオーバーフローしてぬる湯に入っています。熱い湯とぬるい湯と水シャワーの交互浴で身体っシャッキリ。

小さいながら露天風呂もあります。この露天の湯がぬる~くてめちゃめちゃ気持ちいいんです。空を見上げながらだらぁーっと脱力です。弱アルカリ性のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉で湯上がりはキュッキュッとサッパリする系。

湯上がりに同じ敷地内にある芦ノ牧ドライブインでソースカツ丼を頂きました。高齢のお母さんとお父さんが切り盛りしているドライブイン、絶メシロードに登場しそうな雰囲気のお店でした。

大内宿

福島県南会津にある大内宿へ。大内宿は江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。大きな駐車場があるものの、週末なので渋滞&満車で車の行列でした。

すごい人気や…もちろん大内宿内も沢山の観光客で溢れていました。日本人だけじゃなく外国人観光客もいっぱい!

江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために大内宿の住人は店舗兼住居として生活しているんだそう。

お土産物屋さん、食べ歩き、お蕎麦屋さん…通りの茅葺きのお家はほぼお店になっています。ちらほら雨戸が閉まったお家もありました。

こちらの地域は、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいるんだって。

大内宿名物は、いももち、まんじゅうの天ぷら、きんつば、べったら餅、そばがきだんご…どのお店も人気。

その中でも特に人気で順番待ちが発生していたのがネギそば(高遠そば)お箸のかわりにネギを使って食べる名物おそば。太いネギでそばを食べるのはなかなか難しいんやけど、そばの風味とネギの辛味が程よくマッチング。基本的にネギは食べません(笑)吸う感じ?しゃぶる?ネギは持ち帰ってもいいよ~とのことでしたが、車がネギ臭くなりそうなので遠慮しました(笑)

茅葺屋根の宿には、大きな鳥居があります。この鳥居はどの神社の鳥居だろう?って鳥居の向こうを見ると、奥には一本道がのびて、先に小さな鳥居が見えます。結構遠そうだな・・・暑いし行くの面倒だな・・・って思ってましたが!行ってよかったので、同じ気持ちの方は絶対行ってみてほしいです。(想像よりは遠くないです)

平家討伐に蜂起した後白河法皇の第三皇子・高倉宮以仁王が戦いに敗れて落ち延びたと言う伝説があり、その高倉宮以仁王が祀られています。

両脇に田んぼが見える道の奥にはこんもりとした森。森の中にある神社は薄暗くて神秘的な雰囲気でした。大内宿内の喧騒が嘘のように…しかもひんやり涼しいのは、森を流れる小川のせい?

トトロの映画にでてくる田舎風景みたいだな。メイとサツキが木の陰からひょっこり顔を出しそうな雰囲気がありました。

湯野上温泉駅

大内宿に車以外で来る人はたぶん利用するであろ湯野上温泉駅。茅葺きの駅舎が見てみたくて立ち寄り。駅そばに駐車場があります。

駅には軽食や喫茶ができるスペースもあるので電車待ちの時間つぶしに良さそうです。

駅舎の中に観光案内所がありお土産物の販売もありました。なかなかに充実のラインアップ!赤ベコグッズも沢山売ってた~かわゆす。

塩原元湯温泉 ゑびすや

日本一周39日目の宿は塩原元湯温泉 ゑびすやさん。塩原元湯温泉は、塩原温泉街から山の方へしばし車を走らせた場所にある温泉でこの『ゑびすや』さん、お隣りにある『元泉館』さん、ちょっと離れた場所にある『大出館』の3つの宿だけ。

ゑびすやさんでは、元湯温泉の源泉であり1200年の歴史がある塩原温泉最古の湯・胃腸の名湯「梶原の湯」と間欠泉「弘法の湯」があります。あと猫ちゃんがいる宿なので塩原元湯ならここがいいなぁと予約。

日帰り入浴も可能で曜日・時間他によって微妙に金額が異なるので注意。基本的には10:30~14:00で1回1時間大人1000円。日曜日は1回1時間500円、時間外受付をしているときもあり(宿泊が営業日の場合・宿泊が空いている場合のみ)15時以降1回1時間1000円だそうです(※わたしが宿泊した時の金額なので詳細はSNSやWEBで確認を)

今回、到着時間がよくわからなかったので素泊まりで予約しましたが、このお宿すごいんです!!素泊まりのお客さんのために単品メニューを注文できるようになっています。

宿の近くに素泊まりのお客さんが夕食を食べられる場所がないので、お客さんが困らないようにとの宿の思いやり。宿のご飯もいいんだけど、量が多かったり好き嫌いがあったり、今日食べたいものと違うものがでてきたり…自分の好きなものを好きな量で注文できるこのシステム、まじで素晴らしいすぎる。こんなお宿初めてで感動しすぎて女将さんリスペクトでした。きっとキラキラした目をしていたはず、わたし(笑)

とりあえずチェックインの時に、到着ビールを注文してお部屋でぐびぐび♡

お部屋に案内してもらったんやけど、なんだか変わった構造の扉。2重扉になっていました。こんな造り、初めて見た~!おもしろい~!

お部屋は一人で過ごすには十分な広さの和室。冷房も扇風機も完備で快適♡硫黄成分で電化製品が壊れやすいらしくてテレビにはビニールが掛けられていましたが問題なく見られました。いいアイデアや。硫黄系の温泉の旅館さん、電化製品壊れる問題を結構抱えているのでテレビはこのラッピング仕様にしたらいいと思う。

アメニティもしっかり完備。このタイプのバスタオル初めて見た!

ビールを飲み終えたので早速温泉へ!

浴場は2箇所、混浴大浴場・女湯があります。

浴場の前には飲泉所もありました。胃腸の名湯「梶原の湯」は胃腸に効くらしい!硫黄が香るええ湯や・・・館内も硫黄の香りで満たされていて硫黄好きにはたまらん。

混浴へは湯浴み着OKです。こちらの温泉は24時間入浴OKなので、男性がいない時間を見計らってさささっと混浴風呂に入ったので湯浴み着なしでも大丈夫だった(笑)コツは男性脱衣所の気配に気を配って人が来そうな時は、素早く女湯に退避すること!

脱衣所から浴場への扉が温泉成分ですごいことに!こりゃ電化製品も壊れちゃうよねぇ・・・温泉の威力を入る前から感じた!凄いっ!

女湯はこじんまりとした浴槽が1つのシンプルな造り。濃い硫黄泉がかけ流しで♡普段は弘法の湯を引いているみたいなんだけど、宿泊した日は弘法の湯の湯量の問題?みたいなので、弘法の湯+梶原の湯の両方が注ぎ込まれていました。

奥の湯口から弘法の湯、手前のパイプから梶原の湯が注ぎ込まれてる!浴槽の湯はかなり熱めなので、何度も入念に掛け湯をして湯に体を慣らしてからイン!あぁぁ~思わず声が出ちゃう、熱くて体にしみる湯。

男湯の方は見てないのでわからないんですが、女湯のシャンプーや洗顔類の品揃えが豊富すぎるっ!!これはかなり嬉しい。。。メイク落としや洗顔、シャンプー・リンス、自分にあったものを選べるのってめちゃくちゃ助かるんですよね。本当にこの宿は、お客さん思いのええ宿!

混浴風呂と女湯は浴場内でつながっています。暖簾をくぐってドアを開けると、そこは混浴浴場。女湯からは普段は鍵がかかっていますので、混浴→女湯へは入れません。

熱めとぬるめの2つの異なる硫黄泉があり交互に入るのが最高!熱めの湯のほうが柔らかい感じがしたけど、やっぱりぬるめ湯は長湯ができるがいいんよね。

湯上がりに事前に注文していたイワナ酒を・・・♡ 一人で2合も飲んでもうたやーん!

日本一周39日目の行程

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この記事を書いた人

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