江戸の宿場町が今に息づく♡福島・大内宿で茅葺き屋根とネギそばに出会うノスタルジー旅

大内宿-ネギそばに出会うノスタルジー旅

福島県南会津にある大内宿へ。大内宿は江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。大きな駐車場があるものの、週末なので渋滞&満車で車の行列でした。

すごい人気や…もちろん大内宿内も沢山の観光客で溢れていました。日本人だけじゃなく外国人観光客もいっぱい!

江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために大内宿の住人は店舗兼住居として生活しているんだそう。

お土産物屋さん、食べ歩き、お蕎麦屋さん…通りの茅葺きのお家はほぼお店になっています。ちらほら雨戸が閉まったお家もありました。

こちらの地域は、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいるんだって。

大内宿名物は、いももち、まんじゅうの天ぷら、きんつば、べったら餅、そばがきだんご…どのお店も人気。

その中でも特に人気で順番待ちが発生していたのがネギそば(高遠そば)お箸のかわりにネギを使って食べる名物おそば。太いネギでそばを食べるのはなかなか難しいんやけど、そばの風味とネギの辛味が程よくマッチング。基本的にネギは食べません(笑)吸う感じ?しゃぶる?ネギは持ち帰ってもいいよ~とのことでしたが、車がネギ臭くなりそうなので遠慮しました(笑)

茅葺屋根の宿には、大きな鳥居があります。この鳥居はどの神社の鳥居だろう?って鳥居の向こうを見ると、奥には一本道がのびて、先に小さな鳥居が見えます。結構遠そうだな・・・暑いし行くの面倒だな・・・って思ってましたが!行ってよかったので、同じ気持ちの方は絶対行ってみてほしいです。(想像よりは遠くないです)

平家討伐に蜂起した後白河法皇の第三皇子・高倉宮以仁王が戦いに敗れて落ち延びたと言う伝説があり、その高倉宮以仁王が祀られています。

両脇に田んぼが見える道の奥にはこんもりとした森。森の中にある神社は薄暗くて神秘的な雰囲気でした。大内宿内の喧騒が嘘のように…しかもひんやり涼しいのは、森を流れる小川のせい?

トトロの映画にでてくる田舎風景みたいだな。メイとサツキが木の陰からひょっこり顔を出しそうな雰囲気がありました。

江戸時代の宿場町の保存地区

福島県南会津【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。

現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活しています。
昭和56年には国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

この大切な村・宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観の保存にと伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいます。


大内宿町並み展示館

大内宿本陣跡に復元された宿駅時代の本陣です。
当時の風習を伝える写真や生活用具が展示されています。
入場料は大人250円・小人150円です。

高倉神社

大内宿の西側にある高倉神社は大内宿の通り沿いに建てられている古い鳥居の奥にある神社です。
社内の樹齢約800年、樹高56m、胸高周囲4.3mの大スギがあります。
平清盛に反旗をひるがえした高倉宮似仁王を祀った鎮守様です。

民宿伊勢屋

福島県南会津郡、国選定重要伝統的建物群保存地区の宿場 大内宿にある民宿 伊勢屋。炭火で焼いた香ばしい岩魚、炊き立ての舞茸ご飯、下郷の桜マスに郷土食のこづゆとお出しする会津の郷土料理は自慢の逸品。塔のへつりや湯野上温泉、観音沼への観光の際にはぜひ当宿をご利用ください。皆様のご予約をお得なプランでお待ちしております。

福島県南会津郡下郷町大字大内
車:東北自動車道「白河IC」または磐越道「会津若松IC」から約1時間30分
電車:会津鉄道「湯野上温泉駅」からタクシーで約15分
駐車場:有(台数制限あり/週末は混雑注意)
名物:ネギそば、いももち、まんじゅうの天ぷら、べったら餅、そばがき団子など