「三春駒」と「三春張り子人形」という伝統的な玩具の発祥地
高柴デコ屋敷~今では人形づくりの工房が4軒
高柴デコ屋敷は「三春駒」と「三春張り子人形」という伝統的な玩具の発祥地。
デコ屋敷の「でこ」とは人形の事であり、人形屋敷を意味しています。
今では人形づくりの工房が4軒あり、伝統の息づく集落となっています。
高柴デコ屋敷に行ってきました!
本日の宿泊地、山形の米沢を目指します。福島を通り抜け、山形へ。時間があれば会津若松とか猪苗代湖にも寄りたかったんですが、今回は時間的に難しく…関西に戻る時にチャンスが有れば寄りたい!
高柴デコ屋敷は「三春駒」と「三春張り子人形」という伝統的な玩具の発祥地。可愛い張り子人形を買いたいし作ってるところも見てみたい!デコ屋敷は絶対に行ってみたいなと思っていた場所。福島県郡山市西田町高柴にあります。
実はデコ屋敷を知ったのは、孤独のグルメ。五郎さんが商談でやってきたデコ屋敷。画面からは色彩豊かな可愛らしい張り子たち。胸キュン♡行ってみたい!って思ったのがきっかけです。
江戸時代から約300年間続いている工人の集落が4軒ほど。デコ=人形のこと。今では人形づくりの工房が4軒あり、伝統の息づく集落となっています。お邪魔させいただいたのは駐車場に一番近い『デコ屋敷大黒屋』さん。
お母さんたちが奥の工房で静かに作業するお店です。だるまさんの絵付け体験もできます。ガリガリ君だるまとかぐでたまだるまなど、面白い!
更に集落の奥へ…『デコ屋敷 彦治民芸』さん
デコ屋敷にある4軒の民芸店で唯一、三春駒木彫り制作をしている工房です。こちらの三春駒が郷土民芸シリーズの年賀切手1号に選ばれたんだって!
築400年のかやぶき屋根のお店はデコ屋敷の中でも目立っていました。
入口には大きな張り子のだるまさん。三春駒や12支張り子の絵付け体験ができます。お店にお邪魔すると奥のお座敷でご主人が黙々と作業中。ちょっと怖い雰囲気のお父さんやなぁと思いきや、めちゃくちゃ話し好きの方でした(笑)
三春駒、青森でも同じようなやつ見たなぁ…と思いきや、青森のは八幡馬。似てるけど微妙に違う、宮城にも同じようなのがあるらしい。日本三駒の実物を見せて頂き、ご主人にしっかり違いを教えていただきました!
結局、ご主人と30分ほど話し込んでしまったよ…。ご主人も秘湯が好きなんだそうで、秘湯話でめちゃくちゃ盛り上がりました(笑)彦治民芸さんのご主人の秘湯話おもしろいですよ(笑)もちろん三春駒や張り子の話も色々と教えて下さいます。
ということで大黒屋さんと彦治民芸さんの張り子を旅のお供に加えました!三春駒も購入しました。三春駒はきれいに包装してくださったので開けてないけど。
高柴デコ屋敷のアクセス・営業
東北自動車道 郡山ICより約25分
磐越自動車道 郡山東ICより約10分
JR郡山駅より車で約25分