2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日本一周DAY9 栃木/福島

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日本一周9日目

川岸露天風呂、ほんまにもっと浸かっていたかった…さよなら明賀屋本館、また絶対リピートします(不夜城をちゃんと見てから)本日の宿泊地は山形県米沢市にある秘湯!滑川温泉。宿の方角へ向かいつつ立ち寄り湯していきます。

那須温泉 鹿の湯

まずやってきたのは鹿の湯。栃木県では塩原、日光を抑えて最古の湯と言われている湯!栃木県に来たからにはぜひとも入っておきたいところ。那須温泉発祥の地として、1390年の歴史を持つ日帰り温泉。

鹿の湯の駐車場がわかりにくくて、観光案内の目の前の駐車場に車を停めて歩いてきました。周辺には民宿が多い?湯治場の名残を残すこじんまりとした温泉街です。

鹿の湯 入湯記
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北温泉旅館

本当は宿泊したかった北温泉旅館。どうやら一人宿泊の予約ができないようで日帰りでの訪問です。駐車場からは遊歩道のような小径を400メートルほど下ります。この400メートル、くだりは結構楽なんやけど、のぼりがきつかった…。温泉はいった後で体が温まっているので歩いているだけで汗拭きだして、駐車場についた頃にはもう一回お風呂入りたいー!ってなった(笑

通路から見えた温泉プール。テルマエ・ロマエででてきたやつかな?雨なので誰も入ってません。

玄関の雰囲気は山奥の秘湯!江戸末期創業(安政5年)当時からの建物で営業しており、風情漂う素敵な旅館です。正直旅館の立ち寄り湯ってちょっとビビっちゃうんです。宿にもよると思うんですが、めんどくさそうに対応されたり、凍えるほどの冷たい対応をされたり…みたいな印象があって(たぶんそういうハズレ宿にあたってきたのが多すぎて超苦手意識)だったら日帰り受け入れるなよ!ってクサクサしちゃいます。北温泉さんはちゃんと対応してくださりました!ありがとう・・・

北温泉 入湯ブログ
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高柴デコ屋敷

立ち寄り湯2湯に入って大満足!っていうことで本日の宿泊地、山形の米沢を目指します。福島を通り抜け、山形へ。時間があれば会津若松とか猪苗代湖にも寄りたかったんですが、今回は時間的に難しく…関西に戻る時にチャンスが有れば寄りたい!

高柴デコ屋敷は「三春駒」と「三春張り子人形」という伝統的な玩具の発祥地。可愛い張り子人形を買いたいし作ってるところも見てみたい!デコ屋敷は絶対に行ってみたいなと思っていた場所。福島県郡山市西田町高柴にあります。

実はデコ屋敷を知ったのは、孤独のグルメ。五郎さんが商談でやってきたデコ屋敷。画面からは色彩豊かな可愛らしい張り子たち。胸キュン♡行ってみたい!って思ったのがきっかけです。

江戸時代から約300年間続いている工人の集落が4軒ほど。デコ=人形のこと。今では人形づくりの工房が4軒あり、伝統の息づく集落となっています。お邪魔させいただいたのは駐車場に一番近い『デコ屋敷大黒屋』さん。

お母さんたちが奥の工房で静かに作業するお店です。だるまさんの絵付け体験もできます。ガリガリ君だるまとかぐでたまだるまなど、面白い!

更に集落の奥へ…『デコ屋敷 彦治民芸』さん

デコ屋敷にある4軒の民芸店で唯一、三春駒木彫り制作をしている工房です。こちらの三春駒が郷土民芸シリーズの年賀切手1号に選ばれたんだって!
築400年のかやぶき屋根のお店はデコ屋敷の中でも目立っていました。

入口には大きな張り子のだるまさん。三春駒や12支張り子の絵付け体験ができます。お店にお邪魔すると奥のお座敷でご主人が黙々と作業中。ちょっと怖い雰囲気のお父さんやなぁと思いきや、めちゃくちゃ話し好きの方でした(笑)

三春駒、青森でも同じようなやつ見たなぁ…と思いきや、青森のは八幡馬。似てるけど微妙に違う、宮城にも同じようなのがあるらしい。日本三駒の実物を見せて頂き、ご主人にしっかり違いを教えていただきました!

結局、ご主人と30分ほど話し込んでしまったよ…。ご主人も秘湯が好きなんだそうで、秘湯話でめちゃくちゃ盛り上がりました(笑)彦治民芸さんのご主人の秘湯話おもしろいですよ(笑)もちろん三春駒や張り子の話も色々と教えて下さいます。

ということで大黒屋さんと彦治民芸さんの張り子を旅のお供に加えました!三春駒も購入しました。三春駒はきれいに包装してくださったので開けてないけど。

秘境駅の峠駅

彦治民芸のご主人に滑川温泉に行くなら、峠駅は見ていったほうが良いよ!とおすすめされたので行ってみました。この峠駅への路もそうなんですが、滑川温泉・姥湯方面の山道めっちゃツラいよ。

すれ違い困難な狭いくねくねの山道、ハンドル操作間違えると崖の下へ落ちちゃいそうだし、なにより結構距離あるのがほんまに辛く厳しい戦いやった…運転技術に全く自信がないので半べそかきながら運転しました。

峠駅は奥羽本線、福島から米沢までの間にある駅で、新幹線が通過する駅でもあり、普通列車は一日で6本しか止まりません。Wikiによりますと…10人/日(降車客含まず)だそうです(笑)

撮り鉄さんが一人いらっしゃいました。日本全国の秘境駅を車で回っているんだって!山道厳しいですよね~って言ったら、このぐらいならまぁ余裕ですとのこと。すごい人もいるもんだなぁと(笑)

峠駅名物の力餅屋さん。早朝7:00から営業しているそう!力餅の他に食事もできて峠の茶屋みたいな感じ。

駅のホームで売られる「峠の力餅」鉄道開通以来、昔と変わらぬ駅弁売りのスタイルで秘境駅の中にてお餅を売っています。

こんな山奥にお店があるなんてすごいよね!夕方だし電車の乗降客もいないしお店の周辺は誰もいません。めちゃくちゃ静かで異世界みたいな気分になってくるよ…

ついでにお店の人もいなかった(笑)なんどか呼びかけてみたけど、応答なし。もしかしたらこの世界から人間が消えた・・・?ちょっと怖くなってきたので急ぎで本日の宿泊地、滑川温泉 福島屋さんへ。またあの恐ろしい酷道へ、あたりも薄暗くなってきているしほんまに泣いちゃう。

滑川温泉 福島屋

酷道の始まり…峠駅2.8Km、滑川温泉6Km、姥湯10Km。最初、姥湯を予約しようかと思ってたんですが、スイッチバックしなくちゃいけないほどの山道…っていう情報を見てやめました。運転に自信がないので。そして滑川温泉も大人しく送迎利用すればよかったな。

崖に落ちることもなく、無事に滑川温泉に到着…途中、姥湯か滑川温泉かの送迎車とすれ違いましたが、めちゃくちゃ怖かったです。

滑川温泉、山形県にあるのに福島屋。福島県近いから忖度的な?(笑)ガラリと扉を開けると非常に感じの良いお姉さんがお出迎えしてくださいました。館内やお風呂の説明を一通り受けてお部屋へ。こちらのお宿、湯治棟と旅館棟があるんですね。今回は旅館棟に宿泊しました。

旅館棟のお部屋

お部屋はシンプルな和室。部屋の窓からは『前川』の渓流が見えます。

部屋の目の前に滝があるので窓を開けると結構うるさめな滝の音が(笑)山奥な感じがするし、涼しげでいいんやけど、寝るときは流石に窓閉めて寝た(笑)

アメニティは浴衣、バスタオル、小さいタオル、歯ブラシなど一通り揃っています。電気ポットもありました。

お風呂の時間割

お部屋には各浴場の利用時間の表がありました。どれどれ~とじっくり見てみる。岩風呂は基本的に混浴ですが9:00~11:00、16:00~17:30は女性専用になります。翌日、早朝に宿を出発しようと思っていたので、朝の時間は無理やなぁ、ってことは夕方のチャンスを狙う!

混浴の檜風呂は21:30以降と~9:00mでは空いていれば貸切で利用可能。その他、混浴の大浴場、女性専用の内湯がひとつずつあります。結局入ったのは女性時間の岩風呂、女性専用の内湯だけでした。

お部屋は鍵なし。在室のときだけ内鍵を掛けれるシステムで湯治宿によくあるパターンです。スリッパを廊下で脱ぐスタイル。

女性専用内湯に入るどー!

混浴大浴場の手間に女性専用の内湯あり。女性専用の浴場も廊下にスリッパ脱ぐパターンなので、先客がいるかどうかわかるのがヨカッタ。

※浴場写真は撮影禁止なのでWEBより拝借です。

まあるい半円のかわいらしい浴槽。真ん中の湯口からお湯がとぷとぷと注がれています。洗い場は奥に簡易的なシャワーがひとつ。ほんまに湯に浸かるためのお宿なんだなぁって感じ。とにかく天井が高くて浴場の狭さを感じさせない造りになっています。湯は集めなんだけど、天井高いおかげなのか湯気もくもくみたいな感じではなかったのがイイ!

滑川温泉 福島屋
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日本一周9日目の行程

日本一周9日目は103Km・4時間46分運転しました!

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