日本一周40日目
塩原温泉元湯のゑびすやさん、塩原温泉、最古の湯『梶原の湯』。にごり湯・二種の自家源泉掛け流し。秘湯情緒溢れる山奥の小さな宿、神戸からだとアクセスしにくくてすぐには再訪できなそうだけど、また絶対に来たい。居心地良すぎるし泉質最高すぎて…
木賊温泉 共同浴場
栃木の宿から南会津へ。木賊温泉 岩風呂へやってきました。木賊=とくさって読みますが、知らないと読めない~(汗)穏やかな山道をえっちらおっちら運転してたどり着いた小さな集落。
駐車場がわからなかたんですが、平野物産店前に数台車を止めることができるスペースがあり、そちらに停めさせてもらいました。旅館がポツポツある温泉街の端の方に河原に降りていく道があり、降り切ったところに露天風呂の小屋があります。
川沿いに建つ青い屋根の小屋が木賊温泉 岩風呂です。この岩風呂、24時間利用が可能、年中無休、一年を通して西根川の四季を満喫できるという稀有な共同浴場。かなり朝早く到着したんですが、岩風呂の目の前の川で水遊びをしている大家族がいました。
こちらの岩風呂、男女混浴ですが女性用の脱衣所があります。無色透明の湯でかなりの開放感、裸で混浴はハードル高いんですが、湯浴み着OKです!安心してくださいっ!でも川遊びしてる人から結構見えちゃうので、恥ずかしい…川で遊んでる男の子に『ママ~!裸の女の人いるよ~!』って叫ばれちゃったし(笑
岩を掘った浴槽、足元から少し熱めの45℃の温泉がコンコンと湧き出ており、空気に触れることなく源泉100%に浸かれるお湯。かなり熱いので入念に掛け湯をして体を湯に慣らして湯へ。
奥の方と手前の2つ温泉につかれますが、奥の方の一番奥あたりの足下からお湯が湧いていました。ふわふわと白い湯の花がまっています。ほんのり玉子系の香ばしい硫黄臭♡
熱い湯&アブに襲われながらの入浴で長湯はできなかったけど、熱い湯でさっぱり、身体しゃっきりするええ湯でした~♡
秘境ルート国道252
幽玄の山中を抜ける秘境ルート国道252 魚沼市と只見町を結ぶ六十里越をぶいぶい運転して今日は福島→新潟→群馬のルートでドライブ。この秘境ルートドライブがかなりエキサイティングでした。
六十里越は国道252号を新潟県と福島県に通じる峠道。その昔六里(24km)が十倍にも感じたことから六十里という名がついたと言われています。
雪深い豪雪地にあるため例年12月上旬~翌年GW頃まで冬期閉鎖があり、限られた半年間のみ通ることができるというまさに秘境ルートなんです。
湖上レストラン鏡ヶ池
秘境ルート252号を抜けてたどり着いた道の駅いりひろせ。この道の駅にある湖上レストランでランチ。
名物のごっぽうそば、山ごっつぉのせを注文。山ごっつぉとはわらび、ふき、なめこ、の山菜ミックス醤油漬けのこと。
素朴な味でヘルシー♡
ご飯後に鏡ヶ池のほとりに降りてみました。その名の通り、波風が無い日は鏡のように周囲の景色が映り込み美しい景色を楽しめる美しい池です。
女神が水面を鏡がわりにして髪を梳いたという伝説が残されているんだって!その女神様と一緒に記念撮影や。
道の駅には新潟の特産品やお酒、お米が沢山売ってました!かわいいお土産をゲット。
魚沼名物の笹雪だるまさん。
法師温泉
日本一周40日目にお世話になったのは法師温泉 長寿館さん。こちらの温泉ずーっと行ってみたくて、なかなか予約が取れず日本一周の旅程を調整してやっとこれた!
日帰りでもいいかなぁとも思ったんですが、名物の混浴風呂、宿泊しないと女性時間に入れないので宿泊がいいなと。
チェックイン可能時間をちょっと過ぎて宿に到着。駐車場では案内係の方が待っていてくださってお宿のフロントに案内してくれました。
お部屋への案内、食事の給仕など決まったスタッフの方が付いてくださるシステムのようで、湯守の男性の方が付いてくださいましたが、この方の接客が素晴らしすぎて…。
お部屋は川沿いの別館。一人で利用するには広すぎてもったいないお部屋。
本当は本館のお部屋を予約していたんですが、空いているので広い別館にしてくださったらしいです。
川と旅館の建物を眺めることができる広縁。窓を開けると川のせせらぎが聞こえて気持ち良い風を感じることができるお部屋なんですが、渡り廊下のすぐ横のお部屋なのでカーテン全開にしていると人目が気になるのが(笑)
まずはビールで乾杯!お部屋の冷蔵庫にお酒やビール、ソフトドリンクがあります。ちなみに館内には酒類の自動販売機はありませんので、お酒はお部屋の冷蔵庫か、館内のバーを利用します。
恒例の(?)チェックイン後のビールを飲んでいい気持ちになったところで、館内探検&温泉へ。
温泉は館内に三箇所。長寿館の名物である混浴温泉『法師の湯』は国の登録有形文化財の湯殿、足元湧出の温泉です。夜時間帯の2時間は女性時間になります。男女入れ替えの『玉城の湯』『長寿の湯』があります。
広い敷地に建つ歴史ある建物の風情が素晴らしい。館内はきれいにリノベーションされていて、程よく古さと新しさが混在している感じ。青森の蔦温泉とか秋田の日景温泉の感じに似ている…これは女性が好きなやつ。(男性も好きだとは思うけど!)
チェックインしてすぐに入れる女湯『玉城の湯』へ。混浴ももちろん入れるんですが、女性時間帯に気を遣いながら湯に浸かってもなぁ…ってことで女性時間帯に入る!
広い木造の内湯と庭園露天風呂。内湯のそこには大きめの石が敷き詰められていて透明のきらきら湯が滔々と…広い窓から見える露天風呂はまるで日本庭園の池のよう。こちらの浴槽、循環と加温で消毒ありですが雰囲気を楽しむのに最高。
夕食後、女性時間帯に入った法師の湯。う、うつくしい… 女性時間帯すぐに入ったので誰もいない浴場を見られました。壁にはレトロモダンな雰囲気の窓、木造浴場は薄暗いながらも温かな光に照らされてまるで絵のような光景。あぁ、これが見たかったんだよ~!浴槽は大きく4つ、それぞれ敷居があり8つに別れています。底には玉石が敷かれていて足元から湯が。それぞれの浴槽は微妙に温度が異なりますが、わたしは一番ぬるい湯の浴槽でぷかぷか2時間…浴槽に渡した丸太に頭をのせ、ポコポコと足元から湧き出す湯と泡を感じながら過ごしました。
こちらの法師の湯と同様に足元湧出の浴槽。小さめの浴槽は常にかけ流し状態でオーバーフロー。泉質は無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(石膏泉)43℃。透明で滑らか湯ざわり。
夕食は6時、6時15分、6時半~食事処で。15分刻みって珍しい(笑)食事処の準備ができたら電話で知らせてくれるスタイルでした。長寿館のオリジナルの日本酒もオーダー♡
メインは上州豚のしゃぶしゃぶです。
湯上がりに沁みる冷たい玉子豆腐、こんなにお上品になっちまって…
武尊サーモン、鯉の洗い、湯葉と刺身こんにゃく。この刺身こんにゃく美味しかった~!
山ふぐの竜田揚げと鮎。
お吸い物が小さな土鍋で提供されているのが素敵♡
ちなみに朝ご飯はシンプルで品数も多すぎず。
お部屋の広縁から見える夜の風景、素敵すぎませんか??