日本一周でお世話になった塩原元湯温泉ゑびすやさんの投宿ブログです。
塩原元湯温泉 ゑびすや
日本一周39日目の宿は塩原元湯温泉 ゑびすやさん。塩原元湯温泉は、塩原温泉街から山の方へしばし車を走らせた場所にある温泉でこの『ゑびすや』さん、お隣りにある『元泉館』さん、ちょっと離れた場所にある『大出館』の3つの宿だけ。
ゑびすやさんでは、元湯温泉の源泉であり1200年の歴史がある塩原温泉最古の湯・胃腸の名湯「梶原の湯」と間欠泉「弘法の湯」があります。あと猫ちゃんがいる宿なので塩原元湯ならここがいいなぁと予約。
日帰り入浴も可能で曜日・時間他によって微妙に金額が異なるので注意。基本的には10:30~14:00で1回1時間大人1000円。日曜日は1回1時間500円、時間外受付をしているときもあり(宿泊が営業日の場合・宿泊が空いている場合のみ)15時以降1回1時間1000円だそうです(※わたしが宿泊した時の金額なので詳細はSNSやWEBで確認を)
今回、到着時間がよくわからなかったので素泊まりで予約しましたが、このお宿すごいんです!!素泊まりのお客さんのために単品メニューを注文できるようになっています。
宿の近くに素泊まりのお客さんが夕食を食べられる場所がないので、お客さんが困らないようにとの宿の思いやり。宿のご飯もいいんだけど、量が多かったり好き嫌いがあったり、今日食べたいものと違うものがでてきたり…自分の好きなものを好きな量で注文できるこのシステム、まじで素晴らしいすぎる。こんなお宿初めてで感動しすぎて女将さんリスペクトでした。きっとキラキラした目をしていたはず、わたし(笑)
とりあえずチェックインの時に、到着ビールを注文してお部屋でぐびぐび♡
お部屋に案内してもらったんやけど、なんだか変わった構造の扉。2重扉になっていました。こんな造り、初めて見た~!おもしろい~!
お部屋は一人で過ごすには十分な広さの和室。冷房も扇風機も完備で快適♡硫黄成分で電化製品が壊れやすいらしくてテレビにはビニールが掛けられていましたが問題なく見られました。いいアイデアや。硫黄系の温泉の旅館さん、電化製品壊れる問題を結構抱えているのでテレビはこのラッピング仕様にしたらいいと思う。
アメニティもしっかり完備。このタイプのバスタオル初めて見た!
ビールを飲み終えたので早速温泉へ!
浴場は2箇所、混浴大浴場・女湯があります。
浴場の前には飲泉所もありました。胃腸の名湯「梶原の湯」は胃腸に効くらしい!硫黄が香るええ湯や・・・館内も硫黄の香りで満たされていて硫黄好きにはたまらん。
混浴へは湯浴み着OKです。こちらの温泉は24時間入浴OKなので、男性がいない時間を見計らってさささっと混浴風呂に入ったので湯浴み着なしでも大丈夫だった(笑)コツは男性脱衣所の気配に気を配って人が来そうな時は、素早く女湯に退避すること!
脱衣所から浴場への扉が温泉成分ですごいことに!こりゃ電化製品も壊れちゃうよねぇ・・・温泉の威力を入る前から感じた!凄いっ!
女湯はこじんまりとした浴槽が1つのシンプルな造り。濃い硫黄泉がかけ流しで♡普段は弘法の湯を引いているみたいなんだけど、宿泊した日は弘法の湯の湯量の問題?みたいなので、弘法の湯+梶原の湯の両方が注ぎ込まれていました。
奥の湯口から弘法の湯、手前のパイプから梶原の湯が注ぎ込まれてる!浴槽の湯はかなり熱めなので、何度も入念に掛け湯をして湯に体を慣らしてからイン!あぁぁ~思わず声が出ちゃう、熱くて体にしみる湯。
男湯の方は見てないのでわからないんですが、女湯のシャンプーや洗顔類の品揃えが豊富すぎるっ!!これはかなり嬉しい。。。メイク落としや洗顔、シャンプー・リンス、自分にあったものを選べるのってめちゃくちゃ助かるんですよね。本当にこの宿は、お客さん思いのええ宿!
混浴風呂と女湯は浴場内でつながっています。暖簾をくぐってドアを開けると、そこは混浴浴場。女湯からは普段は鍵がかかっていますので、混浴→女湯へは入れません。
熱めとぬるめの2つの異なる硫黄泉があり交互に入るのが最高!熱めの湯のほうが柔らかい感じがしたけど、やっぱりぬるめ湯は長湯ができるがいいんよね。
湯上がりに事前に注文していたイワナ酒を・・・♡ 一人で2合も飲んでもうたやーん!