2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺は、963年に空也上人が開いた真言宗智山派の古刹で、西国三十三ヵ所第17番札所です。
本堂は、南北朝時代の再建されました。1183年の兵火で本堂を除いて焼失。
西光寺が起源となり、国宝本尊の十一面観音像・空也上人像・平清盛像などすぐれた仏像を多数所蔵しています。
公開:8:00~17:00(無休)

京都府京都市東山区轆轤町81-1
京阪電車「清水五条」下車、徒歩約8分
市バス「清水道」下車、徒歩約5分



目次

京都・六波羅蜜寺で空也上人と出会う

2022年の12月に夫と京都へ日帰り旅行をしました。
その時に六波羅蜜寺を訪れたのですが、これまで何度も京都を訪れた中で一番良かったと思えるスポットでした。
六波羅蜜寺は、周囲に建仁寺や安井金毘羅宮などがある祇園エリアにあります。
京阪電車・清水五条駅からだと徒歩7分ほどの場所。
塀に囲まれたお寺で、地域に馴染んでいる感じがしました。
私が訪れたのは午後の時間でしたが、あまり人は多くありません。
良いタイミングで訪れたと思います。

こちらで一番見たかったのは、空也上人像!
教科書にも登場する有名な仏像です。
2022年は一時東京に展示されていたようですが、私が訪れた12月にはこちらに戻ってきていたようです。
敷地内にある令和館という建物にこの空也上人像が置かれています。

入館料は大人600円でした。
割と新しい建物で、どことなく美術館や博物館のような雰囲気がありました。
建物は2階建て。

割と小規模なので、すぐに観終わってしまうくらいなのですが、ここに置かれている仏像たちはほとんどが重要文化財の貴重なものばかり!
空也上人像以外にも平清盛坐像や運慶坐像なども見ることができます。
昔の人もこの仏像を観て何かを思っていたのかと思うと、とても感慨深くなります!
2階に上がってすぐ、空也上人像と対面。
私が思っていたよりも小柄な姿に少し驚きました。
また、空也上人の目はとてもうるうると光っています。
今の世でもその瞳でこの世界を観ているかのような不思議さがあり、ずっと瞳を見てしまいました。
どうやら、空也上人像には玉眼という技法が使われているそうです。
使用されているのは水晶。
だから、きらきらとした瞳に感じるようですね。
口からは唱えている念仏が具現化されており、他にはない一風変わった仏像です。
なんだか観ているだけで不思議な気持ちになってしまいます。

六波羅蜜寺はこの空也上人像だけでも行く価値があったと思いました。
あんまり観光客も多くはないようなので、なかなか穴場かもしれません。
仏像好き、美術好き、歴史好きな人にはかなりおすすめです。

でも、六波羅蜜寺に行ったなら、ぜひしたいことがありました!
それは、おみくじを手に入れること。
こちらのおみくじは一般的なものとは少し異なります。
六波羅蜜寺のおみくじは四柱推命を元にしており、自分の生まれた年月日を元に出してくれるのです。
本堂にはファイルがあり、そこから自分の生まれた年月日を元に数字を探します。
この数字がおみくじの番号。
夫の分と自分の分を合わせて伝えると二枚取り出してくれます。
1枚400円で手に入れることができます。
サイズはなんとA4ほど。
大きいのです。
そこに書かれていることは、今年の2月から翌年の2月までの運勢です。
もう12月なので、あと2か月くらいの運勢を知れるわけですが、書かれていることが当たっているのかを見るのも楽しいです。
実際、ほぼ当たっているなと思うことが書かれていました(笑)
また、良いことよりも気を付けたいことの方が多く書かれている印象でした。
人によって違うのかもしれませんが、残り2か月くらいは、書かれていることを意識して過ごしたいと思えるような内容でした。

このおみくじをてにいれるためにまた六波羅蜜寺には足を運びたいところです。
割とこのおみくじを手に入れようと足を運ぶ人も多いそうです。
おみくじは、繰り返し読み返すため、境内に結んでいくことはしません。
これも他とは違う部分ですね。

他の寺社仏閣とはちょっと違う感じの六波羅蜜寺ですが、行って良かったと思うお寺でした。
また別の季節に足を運びたいです。

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