神泉苑は、平安京造営の際に設けられた宮中附属の禁苑で、大池には天皇や公家が船を浮かべ、歌や花、音楽を楽しんだと伝えられています。ここは、御池通の名前の由来にもなりました。
さらに、弘法大師空海が祈雨の修法を行った場所としても知られており、祇園祭の発祥地としても有名です。
境内には、平安の面影を残す風景が広がり、願いが叶うとされる法成橋(赤い橋)や、年の恵方を祀る歳徳神があります。
また、5月には神泉苑祭、11月には神泉苑狂言の公演が行われ、その歴史と文化が訪れる人々に楽しみと感動を提供しています。
神泉苑は、京都の歴史と伝統を象徴する場所の一つとして、多くの人々に愛されています。
京都府京都市中京区門前町166