臨済宗建仁寺派の大本山で、1202年に栄西禅師によって建立された京都最古の禅寺です。
1586年には安国寺恵瓊により再興され、かつては五山の第三位の格式を有していました。勅使門は銅板葺の切妻造りで、扉に矢痕が残ることから「矢の根門」とも呼ばれています。
方丈は柿葺の単層入母屋造で、1599年に安芸の安国寺から移築されました。白砂を敷き詰めた枯山水庭園が特徴です。
また、俵屋宗達による風神雷神図(国宝)や、法堂の天井に描かれた畳108枚分の大双龍図も有名です。
京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町584