竹田神社は、戦国時代に活躍した島津氏中興の祖「島津忠良(日新公)」を祭る神社です。
竹田神社の起源は室町時代の保泉寺にはじまり、日新公の菩提寺となってからは日新寺となりました。
薩摩藩十大寺の一つとされ、江戸時代には島津歴代藩主が任期中、必ずこの寺を参拝していました。
明治2年廃仏毀釈により廃寺となりましたが、明治6年その跡地に竹田神社が建立されました。
境内には、木もれ日が美しいイヌマキの並木道「いにしへの道」があり、薩摩藩の郷中教育の道徳の基礎となった「日新公いろは歌」の四十七石碑が並びます。
石畳には、8つのハート型の石が!
奥には、日新公とその三男の島津尚久公の墓所があります。
毎年7月23日には「竹田神社夏祭り」が行われ、「水車からくり」「稚児おどり」「二才おどり」の郷土芸能は、鹿児島県指定民俗文化財となっています。
鹿児島県南さつま市加世田武田