沖縄女ひとり旅(3)沖縄を北上して古宇利島
旅した日:2014年9月
沖縄3日目の朝は、ゲストハウスの女将さんのおすすめで、沖縄のビーチでの朝ヨガ体験から始まりました。
まだ日が昇リ切る前にビーチに到着。朝日のパワーを浴びてのヨガはこころも体もすっきり。
恥ずかしいので小さ目の写真で(笑) 同じゲストハウスに泊まっていた名古屋からの女性ひとり旅部のAさんと一緒に参加させてもらいました。
歳も近くて職業も同じweb系だったので意気投合!こんな出会いもひとり旅の楽しさです。
恋愛話とか仕事の話とか朝ごはんや寝る前のお茶タイムの時にいろいろ話せました。
いい人だったなぁ。またどこかで偶然会えたらいいな。
フェリー欠航で本土での観光のこととか全然考えておらず、3日目はどうしよう・・・と、ゲストハウスの女将さんに相談。
沖縄の最北端にある大石林山という御嶽はものすごいパワースポットだよ!と教えていただき、ドライブを兼ねて出かけてみることに。
その途中に色々と寄り道をしながらのおんな一人with鹿なドライブ。
沖縄本島北部にあるエメラルドグリーンの海に囲まれた小さな島、古宇利島にやってきました。
古宇利島は古くから「恋の島」や「神の島」であるという伝承があるそうです。
沖縄バージョンのアダムとイブの伝説があるんですって。
ということで恋人がわんさか山盛りに訪れるらしいです。
ラブラブカップルな古宇利島ビーチで鹿はじめての海水浴。びしょびしょで劣化中・・
古宇利島でしばし幸せそうなカップルたちを見学した後に、ドライブ続行!
お腹がすいてきたので、大宜味村の道の駅「ゆいゆい国頭」で昼食。
海ぶどう丼&ソーキソバの大盛セット!ガツンといきます。
そしてゲストハウスを出発してから5時間後にやっとつきました。大石林山。
沖縄の北部エリア、やんばる(ヤンバルクイナがいるとこ!)にある沖縄最大級のパワースポットだそうです。
映画のロケ地でも結構使われているそう。
「雷桜」とか「ゲゲゲの鬼太郎(の実写版)」とか歌手のPVとか・・・
大石林山とは・・・
本島最北端の辺戸(へど)岬の近くにある日本唯一の熱帯カルスト。
約2億年前(古生代)の石灰岩が、雨水などで長い年月をかけ侵食されてできたものです。
カルスト台地に石灰岩が塔のように露出している「ピナクル」が最大で約10メートルもあり、巨岩巨石が林立する迫力のある景観を見ることができます。
また、年輪を重ねた巨大なガジュマルや、6万本以上のソテツが自生しています。
で、こんな感じで観音様の横顔の眼の部分がパワースポットらしいです。
このイラストちょっと怖い
こんな感じの年月を経た巨木や亜熱帯の植物が巨石に絡みつくように密生しています。
那覇から遠いせいか、観光客はまばらで、ほぼ他の観光客に遭遇することなく粛々とトレッキングできました。
大石林山の散策コースを巡っていて、ものすごく気になったのが、蜘蛛の巣。
蚊取り線香みたいな白い渦巻は蜘蛛の巣なんです。
全部、左のぐるぐる…磁場とかそんな関係なのかなぁ?
こんな感じの巨石もたくさんあって、一つ一つの巨石にちゃんと名称があるらしい。
この場所に対する地元の人の愛を感じます。
面白い形の巨石も沢山ゴロゴロしています。
縁結びの岩。
この岩をくぐると良い縁が・・・・
見つけました。足元に緑色の友人。
さらに見つけました。しっぽがメタリックでゴージャスなイケメン(かどうかは不明)
この大石林山で写真を撮ると、オーブっぽい光が沢山飛び交っている写真が写ることがあるらしいです。
特にユタの血を引く方が撮影したときとか。
子ども連れの家族が撮影した写真なんかにも写ることが多いらしく、楽しそうな雰囲気に魅かれてキムジナーみたいなのが姿を現してそれが映り込んでるんじゃないか?ってことみたい。
残念ながら私の撮った写真にはそういったものは映らなかったのですが、逆に映っていたらちょっと怯えてしまうかも。ビビり症なものですから・・・残念っ
悟空岩。西遊記っぽいからだそうです。
運気をよくするパワーストーンがあったので
しつこいぐらいに触ってきました。
他に観光客もいなかったので、たぶん10分くらい触りながらじーっとして瞑想。
大石林山というだけあって、山なので山頂に到着。
輪廻 生まれ変わりの石
この石を3回くぐるとよいらしく、
1回目で悪い過去(失恋・失敗・病気)を捨て、2回目でリセット、3回目で新しく生まれ変わるといわれているそうです。
3回以上くぐるとどうなるのだろうか・・
一応、3回だけくぐってみました。
生まれ変わったのかどうかはわからないけど、今も元気に暮らせているので、それだけでGOODでしょう。
人間なんてちっぽけだ。とか、雄大な風景を見ると青いことを思ってしまう。
鹿をちまちま撮影してていいのか、わたし!とか、雄大な風景を見ると青いことを思ってしまう。
とか言って、構図がなぁ・・とか逆光だなぁ・・・とか結構愉快に撮影してるわけですが(笑)
大石林山はいくつかのトレッキングコースがあるのですが、全部をゆーっくり回っても2時間程度でまわれるので、体力に自信がなくても大丈夫っぽいです。
ソテツの山。
あぁそういえばソテツは裸子植物って中学校の時に習ったなぁと思い出す。
もしもひとり旅じゃなかったら確実に「ソテツって裸子植物だよね」とか感想言ってそうな私を想像して少しにやけてしまうけど、ひとり旅ってこういうのを共有できる人がいないのがさみしいなぁって時たま思うなぁ。
まぁ一緒に旅に行く人がいても想いを共有できないケースもあるので、それだったら一人のが全然いいよねっていう極端な発想をしてしまうわけですがね・・
大きなガジュマル。
ガジュマルってランダムで自由な感じが好きだなぁ
皮膚の皴みたいなのが木の幹にあって、なんか不思議。
幹の隙間で眠ったら落ち着きそう
この入り組んだ根っこを、何かの機械の配線だと置き換えると相当巨大な設備だなぁ。
天然機械、呼吸機械、地球の設備。
大石林山、行けて良かった。
なにがどう良かったのかはちょっと説明がしづらいけれど、粟国島行きのフェリーが欠航になって、偶然空いていたゲストハウスの女将さんに出会ってなければ、この場所には絶対行かなかったし、今この地点にいるのってすごい事なんだなぁっていうのがわかった気がしたので。
大石林山の近くにある沖縄の最北端の岬、辺戸岬にも立ち寄りました。
火曜サスペンス劇場・・・どこかに旅行行くたびに絶対1回はそんな風景に出会ってしまう・・・わたしどんだけ火サス好きなんだろ。
辺戸岬からだと大石林山の全景もよくわかります。
辺戸岬からゲストハウスまでは、かなりの距離を車で走らなければいけないので途中で一休み。
名護市にある「道の駅許田」 やんばる物産センターです。
旅行好きが選ぶ日本全国の道の駅トップ20で全国1位というすごい道の駅みたい。キングオブザ道の駅。
確かにグルメ充実、土産充実、トイレきれい、休憩所広いとスペックは高かったですが、人がめっちゃ多いです。
車の運転が長かったので、スマホで音楽を聴きながら旅していたのですが、ポルノグラフィティの「ハネウマライダー」という曲の歌詞の中で「明日の忘れ物は今日にある」という部分になんだかじーんとしてしまいました。うんうん、そうだなって。
ゲストハウスに戻ったら、長野から長期滞在しているお客さんからの差し入れの巨峰を出してくれました!
あ、このゲストハウスには2匹のにゃんこがいて、ものすごくフレンドリーでかわいい!
きっと女将さんの油井さんがいい人だから(しかも美人だし)、にゃんこもいい猫なんだろうなぁ。
長野からのお客さんと女将さんの油井さんとねこちゃんとで、世間話などしながら巨峰をいただく。
大石林山の土産話をしたり、仕事の話をしたり、日々の生活の話をしたり、聞いたり、楽しいひと時だったなぁ。
出会って1日くらいしか経ってないのに全然そんな感じもしなくて、本当に素敵なお宿です。
にゃんこさんとの戯れ。にゃんこの写真を撮る私を油井さんが撮ってくれました。
沖縄ひとり旅(4)猫のゲストハウスとお別れして神の島、浜比嘉島からの伊計島! につづく……
ハイアットリージェンシー那覇沖縄
国際通りより徒歩3分、観光にもビジネスにも最適なロケーション