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沖縄女旅#4

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沖縄ひとり旅(4)猫のゲストハウスとお別れして神の島、浜比嘉島からの伊計島!

旅した日:2014年9月

沖縄最終日。

関西に戻る飛行機は夜の8:00くらいの発なので、朝はゆっくり起床。

ゲストハウスのにゃんこちゃんたちとしばしの戯れてまったりしていました。

足のにおい嗅がれちゃってます。

臭いんかなぁ?

お別れまでの何とも言えない時間。ゲストハウスの女将さんの油井さんと雑談をしながら、あぁさみしいなとふっと思ったり。

キノコプロジェクトのことを話したら、とても面白がってくれて、そのキノコに花の種とか仕込んだら、いいんじゃない?ってアドバイスしてくれました。

※キノコプロジェクトっていうのは、わたしは紙粘土で手作りしたキノコを旅先のあちこちで、そっと目立たないようにおいてくるプロジェクト。

誰かに見つけられてもいいし、誰にも見つけられず風雨にさらされて朽ちて消滅してしまってもいいんじゃない、っていうよくわからないプロジェクトのことです。

自分ではちょっとしたアート活動の一環(その行為自体が)だと思い込んでるんですが(笑)

友達に言わせると、それは不法投棄だとかたまに悲しいことを言われます・・。

で、この私のキノコプロジェクトを女将さん面白がってくれたので、もちろんそっと置いていきます。

いや、かなり堂々と置きまくります。

気持ちの良いテラスにも。

女将さんと一緒に、ここに置いたらいいんじゃない?こっちがいいかなぁ?みたいな感じで、初めての共同キノコプロジェクト。

またお邪魔した時にこのキノコたちがあるといいなぁ・・。

ゲストハウスの女将さんと猫ちゃんたちに見送られて、やちむんの里にやってきました。

ゲストハウスから車で10分くらい。

この一帯では、今も現役で4つの登り窯が煙を上げているそうで、工房が多く集まるエリアには、ギャラリーを併設した工房もあって陶器の販売もされています。

カラフルで個性的な器が売られています。

沖縄はどこを見ても、何を見ても鮮やかな印象。

バックパックじゃなかったら、赤いコーヒーカップが欲しかったなぁ。

赤いシーサーも捨てがたい。

窯はこんな感じ。赤い屋根と青い空のコントラストがきれいだなぁ。

のどかな風景なのに、ちょっと歩くと

こんな看板。

この前、私が住んでいる家の近所でも不発弾処理があったので、日本全国にまだまだ沢山埋まっているのかな。

でもきっと沖縄には私の住んでいる地区の比べ物にならないくらいなんだろうなとちょっと悲しくなる。

悲しくなったのでいつもの相棒の記念撮影。

お洒落なギャラリー&カフェ『森の茶家』さん。

ゲストハウスの女将さんのお友達がやっていると聞いてきたのですが、まだ開店前でした・・・残念すぎる。

残念な気持ちを込めて、キノコプロジェクト。

ゲストハウスの女将さんがこのカフェに来て、キノコ見つけてくれたら面白いなぁという妄想と期待を込めて。

ゲストハウスの女将さんに、伊計島でアートプロジェクトをやっているよと教えてもらったので、飛行機の時間を気にしながらも伊計島へ車を走らせます。

最近、地方でのこういったアートプロジェクトが多いけど、その土地のカラーというか”融合っぷり”がとても面白いです。

去年の瀬戸内の犬島に行ってからその面白さにはまってしまって、行ける機会があればできるだけ行ってみようという意気込みで、今回も飛行機の時間まで結構ぎりぎりな感じでしたが、とりあえず行ってみよう!と(笑)

伊計島に行く途中にある浜比嘉島。何年か前までは船でしか行くことが出来なかったそうですが、今は車で行ける離島。

海がすごくきれいで天然ビーチがそこらじゅうにあるらしい。

この島にはホテル浜比嘉リゾートというリゾートホテルがあるらしく、夜は満天の星、昼は天然ビーチでぼんやり・・・と夢のパラダイスのようなリゾートライフが過ごせるらしい。

浜比嘉リゾート

ちなみに浜比嘉リゾートはこんな感じらしい。

うむ。ゲストハウスも捨てがたいけど、リゾートホテルにも泊まってみたいぞ。

浜比嘉島で、たこめし&もずくスープ&もずくのチヂミの定食を食べました。

もずくスープ、初めて食べたけど美味しかった!スーパーで売っている細い糸みたいなもずくしか食べたことなかったんだけど、沖縄のもずくは肉厚でプリンプリンでした。

もずくのチヂミもヘルシーっぽくて良かった。

浜比嘉島は神の島と呼ばれているそうです。

この島は、浜集落。比嘉集落と自治区が2つに分かれいて、神聖な場所がこの2つの集落に存在しているそうです。

シヌグ堂と呼ばれる大きな御嶽があるのは浜集落。

琉球開びゃくの祖神アマミキヨとシネリキヨの居住跡とされるシルミチューがあるのは比嘉集落。

で、たこめしランチを食べたすぐそばに、浜集落のシヌグ堂があったので、寄ってみました。

この時、カメラが何故か壊れました・・・御嶽で写真を撮っちゃダメというお告げなのかもと、少しビビりましたが単純に電池切れだったようです。でもホントビビりました・・。

001

観光客は誰も居らず、わたし一人。

鳥の声と蝉の声とむんずと湿った空気。

「シヌグ堂」という看板から70m程進んでいくと、奥に小さな祠のようなものがありました。

002

恐縮しながらお邪魔しました。

霊感とか全くない質ですが、なんだかこういった場所に来ると背筋がピンとなります。

この御嶽は、「シヌグ祭り」が行われることから、シヌグ堂とも呼ばれているそうです。

シヌグ祭りは昔、戦に敗れた南山の「平良忠臣」とその一味7~8人が浜に渡って、シヌグ堂に身を隠し、住民に頼んで島の周囲を警戒させて難を凌いだという故事から始まっているとのことです。

大きなガジュマルの横に祠、近くには自然石を利用した井泉「ハマガー」や、右手側にある階段を約10メートル登ると拝所もありました。

拝所へ続く階段。蚊がめちゃくちゃ多くて5分で20か所くらい刺されました(ちょっと大袈裟)

でも蚊に刺されても来てみて良かったなぁと思える場所でした。

比嘉集落の方にはシルミチュー霊場とアマミチューの墓があるらしいので寄ってみます。

浜集落から車で5分ほど。

もりっとしているのがアマミチューの墓があるちょっとした島。

アマミチューの墓

琉球開闢の祖神アマミチュー(アマミキヨ)の墓と伝えられる場所でシルミチュー霊場と並ぶ浜比嘉島の神聖な場所であり、沖縄のパワースポットの一つとしても知られている場所だそうです。

毎年、年頭拝みには宇比嘉のノロ(祝女)が中心となって島の人々多数が参加して、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願しているそうです。

アマミチュー、シルミチューの居住跡といわれるのがシルミチュー霊場。

シルミチューの語源はシディーン(生まれる)とチュ(人)らしく、神がこの洞窟で子孫をもうけたことからシルミチューと呼ばれるようになったと言われているそうです。

しかし・・時間がやばい!ということで今回は断念しました。

次回、沖縄を訪れる機会があったら足を運んでみたい場所です。

目的地の伊計島になかなか辿り着けず・・・寄り道ドライブ・・・。

沖縄ひとり旅(5)伊計島のイチハナリアートプロジェクトに行ったよ!につづく

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