沖縄ひとり旅(5)伊計島のイチハナリアートプロジェクト2014に行ったよ!
旅した日:2014年9月
沖縄ひとり旅(4)猫のゲストハウスとお別れして神の島、浜比嘉島からの伊計島!の続きです。
神の島 浜比嘉島で寄り道した後は、ひたすらに伊計島を目指します。
端っこにある島です。イチハナリアートプロジェクトの会場までの道は、のどかなサトウキビ畑の間を縫うように走っています。
サトウキビ畑と沖縄の海を眺めつつのんびりドライブ。
気持ちよすぎる・・・。
イチハナリアートプロジェクトは島の廃校となった旧伊計小中学校を活用したアートによる島おこし計画で今年で3年目だそうです。
イチハナリ=一番離れているという意味だそう。
軽自動車の真ん中にキムジナー!
ちょっとお祭り気分でワクワクしてきます。
会場内には、チラシに載っていた「ザ・デコブタ」(勝手に命名)があちらこちらに。
どれも個性的なペインティングがほどこされていてとってもキュートです。
1匹欲しいなぁ・・・
フルヌード男子登場!空中をしゅわーっちと飛んでおります。
こんな年齢の時もあったなぁ。
近所の幼馴染とお店屋さんごっこしたり、集落の周りを意味なくチャリで爆走しまくったり、あの時分は1年ってすごく長い時間に感じたけれど、今はとても短い。
そうやって暮れてゆくのだろう….かぁ。
たぶん、ヌード男子たちと同じ作家さんの作品。
最初、後姿を見たとき、本当の人かと思った・・・というくらいのリアルな存在感。
というか、生きてはいないのに気配があるような。
他の作品の額縁に映り込んでる後姿に注目!さっきの気配のする造形です。
ほんとの人みたい。
反対側のに目を向けると、こんな感じ。
お尻の肉の感じが個人的には非常に気になりました。
筋肉を分解した感じで。
そしてこんなところにもデコブタ。
後ろの作品と不思議な融合してます。
こういう楽しげなほっこりな作品はいいですね。作家の方のやさしさが感じられます。陶芸家の増田光さんの作品です。
”今見えているものがすべてではなくて、本当は自分のみたいものばかりが見えている。
人が幸せそうに見えたり、楽しそうに見えたり、事実は本人にしかわからない。
そう思うと今見えているものを信じてはいけないのかもしれない-増田光”
東江ツルさん。
このツルさん、 オバーキャラバンと称して、いろんなところを旅していて、その旅の写真が展示されていました。
こういうのめっちゃ好きです!
わたしがいつも旅に鹿を持っていく感じにちょっと似てる・・・・。
わたしもMYおばぁを陶芸とかで作って一緒に連れてったら面白いかもなぁ・・。
おばぁと一緒に写真に映っている現地の方の表情がとってもいい!
高速回転する円盤に人型粘土が乗っていて、アニメーションのような動きをするアート。
なんかずーっと見入ってしまって一瞬催眠術かよっ!ってくらい眠くなりました。
思考停止したいときに見つめ続けると、なんか、よさそう。大野雄一さんの作品です。
アートモデラーの横出正紀さん&キュレーターの横出洋二さんの作品。
(作品解説パネルより)背負うものと背負わされるものとの関係にはさまざまなものがあります。
「意味するものと意味されるもの」の関係は常に揺れています。
レディメイドの便器も美術館では『泉』のアウラに転じ、そのアウラも複製によって「今ここにある性/一回性」を失います。
オイコが荷うものは果たしてアウラなのか非アウラなのか、ますますよく分からなくなりました。
む……む、むずぃ。でも、引っ越しのサカイのパンダに付けたし落書きみたいな作品に妙にこころ奪われてしまい・・。
以前、六甲ミーツアートで見た現代美術2等兵さんを思い出しました。
喜久山悟さんの作品。流木を使ったアート作品です。
(作品解説パネルより)東京の某素材店を散策していた時、何の変哲もない流木が仰天するような高額で売られていた。
それが、田舎の海岸を散策すれば流木は文字通り始末に負えないごみとして河口付近に吹き溜まっていた。
これはゴミの山であるかもしれないが、宝の山であるかもしれないと思い、以来せっせと流木を運んでは作品を作るようになった。
流木は、いわば樹木の亡骸である。
なのに波に揉まれ削られた姿はいよいよ生き物くさくなる。その気配を拾って作品にしている。
これ好きだなぁと思った大泉佳広さんの作品。
太陽の表情がなんとも素敵です。柔和。
伊計島で採取された砂や土を絵具として使っているそうです。
沖縄伊計島のイチハナリアートプロジェクト、短い時間でしたがかなり満喫できました。
わたしのしょーもないアート心がむくむく、また何か作りたくなってきた!
以前、しょーもないアート作品(もどき)の蝉の抜け殻シャンデリアを作って以来、創作的活動休止中・・・
拡大すると気持ちが悪い(と思う人もいるので)ちっちゃめにしときます。
で、イチハナリアートプロジェクトの会場にもやっぱり置いてきました。キノコ。
さよならキノコ。
さよなら沖縄!
ということで、那覇空港へダッシュして帰路につきました。
ハイアットリージェンシー那覇沖縄
国際通りより徒歩3分、観光にもビジネスにも最適なロケーション