沖縄一人旅②青の洞窟CLOSEからの久高島!
旅した日:2016/9/18-9/20
台風来てるけど沖縄行ってきた。しかもダイビングしに・・・・①の続きの記事です。
沖縄2日目は旅の目的である「青の洞窟」での体験ダイビング。
前回沖縄に来た時にまったく海に入っていなくて、同じゲストハウスに宿泊していた女性に「沖縄来たら海に入って浄化するの~るんっ♪」と言われたことがずーっと心に残っていたので、今回は是非浄化されたいと思っての沖縄。
汚れちまった悲しみに・・・沖縄の海。あると思いますっ!
ゲストハウスみるく家さんのセルフ朝食。
自然酵母のパンやオーナーさんお手製のピクルスなど体に優しい朝食を自分で作っていただきます。
トランス脂肪酸がやばいってことをこのゲストハウスで学びました。
っていうくらい、体に優しい食材を用意してくださっています。
台風の影響で海が濁っていて、ダイビングの欠航の可否がまだわからないということで、ゲストハウスから車で5分くらいの場所にある「座喜味城跡」に朝の散歩をしに来ました。
朝が早いせいか、この場所の知名度のせいなのかわからないけど、観光客はほぼ皆無。
座喜味城は、沖縄県中頭郡読谷村にかつてあったグスクの城趾です。
戦国時代の要塞として最高傑作といわれ、戦火を逃れたため保存の良い状態で残されているんだそう。石垣なんか綺麗に残ってた。
昼寝?朝寝?してる人を発見。というくらい静かで人が少ないスポットなんですかね?
城壁の上に登ると、読谷の海が見えます。
天気悪いけど、海は相変わらず青い。
座喜味城跡は世界遺産だけど、他のグスクと違って入場は無料。
しかも開場や閉場の時間がないので、明け方や夕暮れ時の観光もOKらしい。
朝日や夕日を撮影するとかなりよさそう。
残波岬にも来てみました。
ここは沖縄本島最西端、東シナ海に面した岬。30mもの断崖絶壁が約2kmも続いていて、火曜サスペンス劇場的なスポットです。
絶壁から吹き上げる風でびゅーびゅー。
吹き付ける風の厳しさを肌で感じる岬。
足元もゴツゴツの岩が多くて、なんだか観光客を拒んでいるような雰囲気の厳しさを感じる場所でした。(たぶん天気が悪かったせいでそう感じただけ)
駐車場のいこいの公園に山羊がいた。
子ヤギかわいい。かわいい。
いやされた。
結局、ダイビングショップから電話があって「今日はだめです!」という悲しいお知らせをもらいました。
ゲストハウスの女将さんいわく、今回私が行こうとしていた「青の洞窟」は天気が良くてもクローズすることが多いらしいです。
ただこの日は台風16号の影響で青の洞窟以外のシュノーケルツアーなんかも全面中止だったそう。
ダイビングするつもりが、急に予定がぽっかり空いてしまったので、どうしようかなぁ・・と。
前から行ってみたかった久高島どうかな?と、久高島行きのフェリーの運航上状況をツイッターで調べた運行しとる!ということで、急きょフェリー乗り場・安座間港へ車を走らせます。
フェリーの出港時刻に間に合うか微妙でしたが、慎重かつ大胆な安全運転でどうにか出港時刻に間に合いました。
読谷から安座間港までは1時間くらい。
安座間港からフェリーで15分くらいで久高島上陸。
沖縄本島東南端の知念岬から東の沖にある久高島は、「神の島」とも呼ばれ島全体が神聖な土地とされる聖なる島として崇められています。
久高島の紹介文章読むと、なんだか畏れ多いな、ちょっとこわいな・・と思って力みましたが、上陸した雰囲気はのどかな島という感じ。
久高島を知るきっかけは、前回訪れた斎場御嶽(せーふぁうたき)。
この斎場御嶽から見て東の海に死後の世界「ニライカナイ」があると考えられています。
そしてその途中にある神聖な島、それが久高島なんです。
斎場御嶽にはわざわざ久高島から運ばれた石が敷き詰められているそうです。
前回の沖縄旅行の時に、斎場御嶽から久高島を見て以来、いつか行ってみたい!と思ってました。
海の彼方のあの世「ニライカナイ」に一番近い島で神の島と聞くと、本当に神妙な顔つきになってしまいそうですが、全然そんな雰囲気はなく。
のんびり。観光のお客さんは結構沢山いたけど、あんまり島の住民の方には出会わなかった。
島ねこ。久高島徳仁港のそばにある定食屋さんの軒先で昼寝してた。
猫が居眠りする定食屋さんで海ぶどう丼を頂きました。沖縄の海ぶどう旨い。
逆に沖縄以外で食べる海ぶどうは美味しくない・・・。
やっぱし鮮度の違いなのかな??
フェリー乗船前、安座間港でもらった久高島フリーペーパー「Rakueneeds」
楽園を知っている人、好きな人が楽園を作れる。
久高島を愛する人が集まって作ったフリーペーパーということで、久高島をめっちゃ感じる良い雑誌だなと思いました。
まずページをめくると、まず「あいさつしようよ!」というキャッチフレーズ。
島のおじいに、おばあに、こどもたちに、自然に、神々に、島で出逢うすべての人々にあいさつしよう。
旅していていろんなところに行く機会が多くて、いつも心にとめているのが「おじゃまします」ということ。
それは、それぞれの土地の住民の方に対してであったり、神さまであったり、とにかく何かに対してそんな気持ちで旅をしています。
なので、観光客のくせに偉そうに傍若無人にする人を見ると無性に腹が立ちます。
なのでフリーペーパーの「あいさつしようよ!」に対して「します!全力でします!」と思った(笑)
レンタサイクルを借りました。
歩いて島を巡っている人もいたけど、かなり大変そうだったので、久高島では自転車必須です。
海ぶどうの養殖販売所を発見。
海ぶどう養殖販売「福YOU」さん。
神人として久高島での神事の行事等を受け持っている洋子おばあ達が出荷に携わっているそうです。
配送もしてるらしいので、買ってみようかな。
NO94.あさみん号。ママチャリで炎天下の久高島を巡ります。
海めっちゃキレイ。透明!久高島の浜は基本的には遊泳禁止です。(メーギ浜だけはOK)
久高島では現在でも祭祀が行われているので、立ち入り禁止の聖域もあるそうなので道を外れて変なところに迷い込まないように注意しないとだめです。
また行事、神事の日はカミンチュ(神人)以外集落より北側には行けないそうです。
こういう伝統が厳格に守られているのはすごいなぁと思います。
とりあえず、久高島の北東の先端「カベール岬」を目指して、ノロノロと自転車を走らせます。
フェリーには沢山観光のお客さんが乗っていましたが、島でチャリっているとあんまり他の観光客に出逢わなかった・・ので、鼻歌を歌いながらサイクリング。
フボ―御嶽の看板を発見。沖縄の七御嶽の一つで、沖縄の中でも最高の霊地だそう。
このフボー御嶽は何人たりとも立ち入りを禁止されています。
久高島からは石でも持ち出すことはできません。
誤って持ち帰り、体調がすぐれなくなってしまった為に、わざわざその石を島まで返しに来た人もいたそう。
道の両端の草木がざわざわとして、何か気配を感じるような感じないような。
前を向いても後ろを振り返っても真っすぐな道にわたし一人。夏休みの冒険的なこころもちになってきた。
カベール岬に到着。琉球神話で、沖縄の祖神であるアマミキヨが初めて降り立ったと言われる場所です。
またこの岬には「生まれ変わりの穴」があって、その穴をくぐることで再生誕の体験ができるんだそう。
生まれ直し体験をする事で、新たな自分になる。
ただし、この穴、干潮の時にしかくぐることが出来ない。
只今絶賛満潮中なので、最生誕体験はできませんでした。
中国の観光客の方が残したのかな??
星の砂のウパーマ浜。
久高島の東海岸にある島内で一番広いビーチです。
だーれもいない・・・。
星の砂、探してみたけどよくわからんかった。
ちなみに星の砂は有孔虫という虫の殻だそうで、虫!虫なのか!砂じゃないじゃん!
いろいろ調べてみたら、この有孔虫はアメーバの仲間でカタツムリのように殻を持ったアメーバだそうです。
まだまだ知らないことが沢山あるなぁ・・。
島のまんなからへんにあるイシキ浜。
イシキ浜は魂が帰る場所「ニライカナイ」から来訪神が島に訪れる時に船が停泊するとされる場所という言い伝えがあるそうです。
かつては琉球国王も訪れていた神聖な浜。
久高島では2時間程過ごしました。
メーギ浜でひとり海水浴しようかな??と思って、メーギ浜にも行ってみましたが、なんというか狭かった・・・ごつごつしてた・・・。
ラブラブカップルが先客でいたので、ひとり海水浴は断念してそっと浜を後にしました(笑)
フェリー乗り場に島ぞうりの無人販売が。
なんかかわいらしい。
そういえば今回の旅の一番の目的は沖縄の海に入ること。
ダイビングは中止になり、メーギ浜に背を向けたわたし。
このままじゃいけないのじゃないかってことで、読谷に戻ってビーチへ。
スマホで検索したらゲストハウスから近くてよさげなビーチを発見。
ニライビーチ。
沖縄有数の高い透明度を誇る天然海岸で、「ホテル日航アリビラ」の目の前にあるプライベート感満載のビーチです。
管理もアリビラがしてるみたいなので、綺麗だし、監視員さんもいるからなんだか安心。
ということで、一人海水浴!泳ぐ!!
海に入って3分くらいで、土砂降りになった・・・。
まじかー。
沖縄の海に拒否られてるのかもしれない。
と思ったら、10分して晴れてきた(笑)してきました、一人海水浴。
友達に「ひとり海水浴してきたよ~!」って話したら、本気でドン引きされましたが、沖縄の海は女性一人でも全然大丈夫。(と思う)むしろ一人の方がいいんじゃないか?とすら思えてくる、沖縄の海。
夜はゲストハウスの女将さんのおすすめの海鮮居酒屋さんへ。
大木海産物レストランです。
テーブル席は地元のお客さんでほぼ満席だったので、カウンターに座らせてもらいました。
三線弾きながら歌っているおじいなんかもいて、地元感が溢れすぎているお店。
女将さんのおすすめは、もずくの天婦羅。あとお刺身系は何でもおいしいよー!と教えてもらって、お刺身定食を注文。
本当はいろんなものを頼んで食べてみたかったけど、一人だとなかなか難しいなぁ。
旅行行くといつも「大食いになりたいなぁ」って思う。
お刺身、めちゃくちゃ美味しい。
沖縄ってお刺身美味しいっていうイメージ無かったけど、ほんと美味しかった!
今度は一人じゃなくて、だれか友達連れてきたいなぁ~っていうくらい美味しかった。超おすすめのお店です。
沖縄旅おわり。
今回お世話になっためちゃくちゃおすすめの宿~みるくや
初めての沖縄旅、この宿に出会っていなかったら・・っていう大切なお宿です。女性専用。ひとり旅女子には是非お勧めしたいお宿
ハイアットリージェンシー那覇 沖縄
沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
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