奈良県の西南端、日本仏教の聖地「高野山」とも隣接する野迫川村は、山と谷間が連続する地形で雲海の景勝地として知られています。
特に昼夜の寒暖差が大きくなる秋や春、さらに雨の後の風のない早朝には谷間に霧が溜まることで高い確率で雄大な雲海を見られます。
主なビューポイントは、県道733号と53号の分かれ道にある高野辻休憩所や、そこから南へ400mほど下った辺りの道路沿い、逆に北へ3.5km上った天狗木峠から600mほど北東方向へ進んだ辺りなどです。
少し離れて立里荒神社の境内も雲海が見られることで有名です。
主なビューポイントには「雲海景勝地」の看板が立てられていますが、看板がないところでも木の隙間から眺められるところは道路沿いのところどころにあります。
奈良県吉野郡野迫川村
高野辻休憩所ほか
高野辻休憩所ほか