長岡百穴古墳

百穴だけど52の穴!

長岡百穴古墳は、凝灰岩の斜面に蜂の巣のようにくり抜かれた横穴墳であり、百穴という名称ですが、現在は52の穴が南を向いて開口しています。

これらの横穴の基本形態は、羽子板型の玄室から玄門を経て直接前庭部へ続くもので、羨道は見られません。

玄門には扉石をはめ込んだとみられる切込みがあり、現在は残っていませんが、当時はほとんどの横穴に扉石があったと考えられます。

なお、各横穴には後世に刻まれた観音像があり、地元ではこれらの観音は弘法大師が一夜で作ったという伝承があります。

栃木県宇都宮市長岡町百穴

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会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。