富岡製糸場
産業遺産、なんか好きなんですよね
日本一周で立ち寄った富岡製糸場の訪問ブログです。
産業遺産、なんか好きなんですよね…役目を終えて錆びていく雰囲気、残されて少しずつ朽ちていく感じ、無骨な機械たちや建屋。うーん、たまらんっ。
ということで富岡製糸場。ちょうど6/25~世界遺産登録10周年記念イベントが開催されていてうちわをもらいました(笑)ナイスタイミング!
富岡製糸場は明治5年に明治政府が設立した官営の器械製糸場です。民営語も一貫して製糸を行い、製糸技術開発の最先端として国内の養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引。見所としては西置繭所(繭を保管しておく所)と繰糸所。その他にも社宅や首長館、展示室などを回るルートになっています。
建物は国宝に指定されているので外観、内観絶対触らないで!って3回くらい別の誘導員さんに注意されましたが、わたし触りそうな危険人物に見えたのかなぁ…なんだかな。
国宝 西置繭所
創業時に東置繭所とついで建てられた繭倉庫です。建物内は操業当時の繭の保管を再現していたり、博物館、結婚式や講演会などに利用できる多目的ホールとなっています。
国宝 操糸所
繭から糸を取る作業が行われていた建物ですが、めちゃくちゃでかい!広い建物内に創業時にフランスから導入した金属製の製糸器300釜が設置されていて世界最大規模の器械製紙工場だったそうです。小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出すことができたそうです。今でいうシステム倉庫みたいな感じかな??
今もずらりと製糸器械が並んでいて圧巻の風景でした。
創業当時のフランスの製糸器での作業の実演もされていて、繭からめちゃくちゃ細い糸をくりくりしているがすごかった!というか糸が細すぎて目が悪いからあんまりわからなかったよ・・・。
でも地道な作業だったということは理解した!
映画で『あゝ野麦峠』っていう古いやつがあるんだけど、映画見たくなったのが今回の収穫でした。
富岡製糸場へ向かう途中で見つけた変な自動販売機。未来コオロギ…なんぞや。
気になりすぎて買っちまったぜ…コオロギ粉末が配合されてるスナックだそうですが、コオロギの味はしなかったような・・・というかそもそも、コオロギを食べたことがないのでなんとも言えん。笑
富岡製糸場のアクセス・営業
明治5年(1872)に明治政府が設立した官営の器械製糸場です。民営化後も一貫して製糸を行い、製糸技術開発の最先端として国内養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引しました。また、田島家、高山社、荒船風穴などと連携して、蚕の優良品種の開発と普及を主導しました。和洋技術を混交した工場建築の代表であり、長さ100mを超える木骨煉瓦造の2棟の置繭所や繰糸所など、主要な施設が創業当時のまま、ほぼ完全に残されています。
JR高崎駅から上信電鉄へ乗り換え、上信電鉄上州富岡駅から徒歩約15分
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見学時間:9時~17時(最終入場は16時30分まで)
休場日:12月29日~31日
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大人1,000円、高校・大学生(要学生証)250円、小・中学生150円
富岡市在住の方は無料。
ガイドツアー(約40分)大人:200円・中学生以下:100円