桓武天皇が主祭神の縁結びパワースポット
平安神宮は、明治28年に平安遷都1100年を記念して創建されました。
この神社では、遷都のおや神様である第50代桓武天皇を主祭神として祀り、また孝明天皇も共に祀られています。平安神宮にはさまざまなご利益がありますが、特に縁結びのパワースポットとして知られています。
平安神宮が創建される以前の京都の市街地は幕末の戦乱によって荒廃し、公家や有力商人などが東京へ移り住んだことで地場産業も大きな打撃を受けました。
しかし、京都に深い愛着を持つ市民たちは、復興のために教育、文化、産業、観光業など多岐にわたる分野で日本国内で初めての取り組みを行いました。そして、その集大成として平安神宮が建立されたんです!
この創建は、京都が1000年にわたって蓄積してきた文化や技術が存続していることを全国に示す機会となりました。
平安神宮の見どころは?
京都を代表する人気観光スポットの平安神宮ですが見どころは?平安神宮の見どころを3つご紹介します!
応天門(神門)
国の重要文化財で、平安神宮の入口に位置する二層楼門です。丹塗りの華麗な建造物で、常時公開されています。
大極殿
国の重要文化財で、応天門の北に位置し、本殿の南側にあります。正面30m、入母屋造の屋根は碧瓦で覆われ、棟の両端には金色の鴟尾が置かれています。平安京の大内裏朝堂院の正殿大極殿を模した建物で、前庭には「左近の桜」「右近の橘」が配置されています。常時公開されています。
神苑
明治28年に七代目小川治兵衛によって作庭された平安神宮の庭園です。南・西・中・東の4つのエリアからなり、それぞれ異なる趣を楽しめます。また、四季折々の花や、八重紅枝垂桜、花菖蒲なども見ることができます。
市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、徒歩約3分
地下鉄東西線「東山」駅下車、徒歩10分