南薩摩 穴場観光&おすすめ宿
南薩摩の穴場・面白観光スポット|名物グルメや観光モデルコース
枕崎市・指宿市・南さつま市・南九州市エリアの観光情報。 南薩摩エリアの観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。家族旅行や一人旅にもおすすめのインスタ映え満載の情報を掲載中!南薩摩について
錦江湾の西側にある薩摩半島の南側が南薩摩エリアで、枕崎(まくらざき)市、指宿(いぶすき)市、南さつま市、南九州市が該当します。特に西側は東シナ海に面した地域で美しい海岸線が魅力です。
東側には鹿児島から指宿、枕崎まで鉄道(指宿枕崎線)があり、移動に大変便利。対して西側は現在鉄道路線はありませんが、かつて1984年までは伊集院から枕崎まで南薩線と呼ばれる鉄道がありました。
南薩摩地域は基本的に火山地帯で火山が多く、有名なのが鹿児島から錦江湾を南下したところにある指宿温泉です。特に天然砂むし温泉が有名です。これは砂に寝ころがり、発汗などの温浴効果をもたらせるもの。旅の疲れも癒せるでしょう。鹿児島旅行で疲れたらぜひ体験したおすすめ観光スポットです。
もちろん普通の温泉もあり、指宿市内の泉源は1000ヵ所以上あって、1日当たり12万トンもの総湧出量があり、南九州では最大で、かつては東洋のハワイとの異名を持っていました。泉質は塩化物泉(ナトリウム)であり、美人の湯としても人気があります。
指宿はウナギの生産でも有名で、現在は専門の養殖池を使っていますが、かつては市の西にある直径1.3キロメートル、深さ56メートルある火口湖で多くのウナギが採れといわれており、そのため鰻池と名前がつきました。
鰻池の西横にあるのが池田湖です。九州最大のカルデラ湖で約5700年前に誕生しました。池田湖にはイッシーと名付けられた巨大生物が生息しているとのうわさがあり、1978年に複数の住民が目撃したというニュースがあったために、一躍スポットを浴びましたが、イッシーの正体は今でも謎のままです。
南東の位置にある開聞岳(かいもんだけ)は、薩摩半島のシンボルとして薩摩富士とも呼ばれる円錐形をした山で標高924メートルあります。山の上からは360度の絶景パノラマが楽しめる日本の百名山として知られています。
開聞岳の南にある長崎鼻は薩摩半島最南端の岬で、浦島太郎が竜宮へ旅立った伝説が残っています。そのため別名「竜宮鼻」とも呼ばれており、ここから見える開聞岳は美しいと人気です。
指宿から錦江湾に出たところに知林ヶ島(ちりんがしま)があります。この島は錦江湾に浮かぶ周囲約3キロほどの無人島で、干潮時にのみ現れる砂州「ちりりんロード」が現れると岸から歩いて島に渡れます。少し穴場ですが鹿児島旅行おすすめ観光のひとつです。
開聞岳の西にある枕崎からは東シナ海が広がっているところとなっており、全国有数規模のカツオの水揚げ基地となっています。
東シナ海に面した南さつま市に来ると、吹上浜や古代に栄えた港・坊津があり、飛鳥時代の遣唐使船の拠点として栄え、鑑真やフランシスコ・ザビエルが上陸した場所です。
南九州市は、かつて知覧(ちらん)と呼ばれ、特攻隊の記念館や知覧茶で有名ですが、薩摩藩の時代の名残として外城制(とじょうせい)を敷いていた時の雰囲気が残された場所があり、薩摩の小京都といわれています。この場所は知覧武家屋敷通りとして国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けております。