彦根城の東北の方角、大洞山の中腹にある真言宗醍醐派の寺院。正式には長寿院ですが、日本三大弁財天の一つといわれる弁財天坐像を安置していることから大洞弁財天と呼び親しまれ、商売繁盛を祈願する人々でにぎわっています。
急な石段を上り、山門をくぐって振り返った風景は、山門を額縁に彦根城が美しく収まり、まるで一幅の絵を見るようです。
日光東照宮建立の総奉行であった井伊直興が、厄除けと城を守る備えとして建立したもので、甲良大工によって建てられ、極彩色で欄間に眠り猫や象の彫刻があることから、彦根日光とも呼ばれています。
彦根市古沢町1139
JR琵琶湖線「彦根」下車 徒歩30分