酬恩庵は、室町時代に活躍した臨済宗大徳寺派の禅僧、一休禅師によって再興され、彼の晩年を過ごした場所として知られています。
この寺院は、京都府京田辺市に位置し、山号は霊瑞山、本尊は釈迦如来です。一休寺、または「薪の一休寺」とも称され、一休宗純の木像や枯山水の石庭などが見どころです。また、「一休寺納豆」という納豆の一種でも有名です。
総門をくぐると、石畳の参道が続き、足元には美しい苔が敷き詰められています。参道の両脇には楓、桜、つつじ、さつき、沙羅、萩など、四季折々の美しい自然が楽しめます。
南庭は典型的な江戸時代の禅苑庭園であり、北庭は禅院枯山水の庭園としても知られ、方丈庭園は見事な美しさを誇ります。酬恩庵は、都会の喧噪を忘れてゆっくりとした時間を過ごせる、静かで落ち着いた空間を提供しています。
京都府京田辺市薪里ノ内102
近鉄京都線新田辺駅から徒歩で20分
公開:9:00~17:00
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公開:9:00~17:00