伊豆沼・内沼は面積約4平方キロメートルの低地湖沼で、冬季でも日最高気温が4℃を超え、凍結が見られないことから、多くの水鳥が越冬できる優れた条件を備えています。
また、さまざまな水生植物が湖面を覆い、豊かな植物環境がつくられ、トンボや魚、水鳥をはじめとする多様な生物相を育んでいます。
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターは、1985年に渡り鳥のための国際的に重要な湿地としてのラムサール条約の登録湿地となった伊豆沼・内沼の豊かな自然を求めて県内外から訪れる数多くの人々のために、沼の自然や人文・社会環境などを紹介し、また、自然観察や教育的機能などを備えた施設として、1990年に建設されました。
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