フェリーさんふらわあで大阪南港から志布志へ。桜島&霧島。鹿児島旅①
旅した日:2017年月中旬
7月の連休を利用してフェリーさんふらわあで鹿児島に行ってきました。
フェリーさんふらわあ、大阪の南港から鹿児島の志布志港までの船旅。
大分に行くさんふらわあは乗ったことがあったけど、鹿児島行は初です。
大阪南港も初めて。
南港ATCに乗り場があるんですが、初めてなので勝手がわからなくて結構ウロウロしてしまいました。。
ニュートラムのトレードセンター前の駅で下車して歩いて10分くらい。
ニュートラムっていう電車があることも初めて知りました。
まだまだ知らないことが沢山あるんだなぁって思った(笑)
大阪南港コスモフェリーターミナル 第2ターミナルから出発。
第2ターミナルは徒歩ではいけないらしくて、第1ターミナルから専用のバスに乗りました。
大阪を17:55に出発して、翌朝の08:55に志布志につく航路。
夏だからさすがに日没が遅くて明るいうちにフェリーに乗り込みました。
これまでは冬とか秋とかにフェリー旅をしていたので、なんだか新鮮な感じ。
冬だとこの時間もう真っ暗なのであんまり景色とかわからないんですよね。。
船旅っぽい1ショット(笑)
南港が遠ざかっていきます。
ビールを飲みながらしばらく甲板で過ごしてぼんやり。
今までにさんふらわあ以外のフェリーにいくつか乗ってるけど、船内の派手さはさんふらわあが一番だと思う。
それほど乗船客へのサービス精神を感じるので、さんふらわあ、割と好きです(笑)
今流行りのSNS対策もばっちりで(笑)
船長さんのブレザーと帽子をかぶって記念撮影が出来たりするので、おもしろい。
飾りつけ、なんだか賑やかで楽しい雰囲気。
季節感全開でいい感じです。センスはさておき(笑)
今回はデラックスのお部屋を取りました!
シャワー・トイレ・洗面台・ドライヤー・テレビ・コンセント・テーブル・イス・茶器・ケトル・ロッカー・ハンガー・歯ブラシ・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・バスタオル・タオル・浴衣・スリッパ・救命胴衣
装備も充実。かなり快適でぐっすり眠れました!
甲板でだんだんと暮れていく景色や流れていく雲をぼんやりと眺めていたら、和歌山県のラピュタもどきの島、友ヶ島を発見。
友ヶ島だけじゃなくて、各スポットの通過時間も船内に張り出されているので、ちょっとしたイベントみたいな感じの楽しみ方もできます。
で、お腹が空いたのでレストランへ。
夕食・朝食は共にバイキングスタイルで、夕食は大人1500円ちょっとくらい。
値段の割に内容は結構充実していました~。
デザートの種類も多いので、テンション上がりまくりのこどもがめっちゃ騒いでた(笑)ほほえましいですね。
大阪発だから?たこやき?ちなみに揚げたこ焼きでした。
定刻通りに志布志に到着。志布志港あたりはあまり観光スポットもないようなので、鹿児島市内へ移動。
鹿児島といえば何といっても桜島!ということで、桜島へ上陸しに出かけました。
志布志港から桜島までは車をのんびり走らせて2時間くらい。
結構遠いです。鹿児島デカいです。
桜島はその名の通り、島になっていて、周囲が55キロ、道路で一周すると36キロ、早ければ1時間くらい、だらだら周ったら2時間くらいで1週できちゃうコンパクトな感じの島です。
とりあえず1周してみようかということで、車を走らせていたら第1観光スポット「黒神埋没鳥居」を発見。
退避壕なるもの、初めて見ました。土地柄ですね~。
火山と共に生きている地域なんだなってことを実感しました。
黒神埋没鳥居です。
かなり埋まってしまっているこの鳥居、腹五社神社の鳥居だったそうで、大正噴火後たった1日のうちに軽石や火山灰に埋め尽くされてこんな状態になってしまったそうです。
もともと高さ3mあったらしいんだけど、今は笠木部分の約1mを地上に見せるのみ。
この下に色々なものが埋まっているんだろうなって想像するとなんだかすごいです。
次に訪れたのが「湯之平展望所」
北岳の4合目に位置していて、桜島において一般の人が入ることの出来る最高地点だそうです。
売店のカフェからは錦江湾も見渡せる絶景スポット。
わたしは昼間に訪れたんですが、夕暮れ時のマジックアワーすごくいいらしい。
赤水展望広場・叫びの肖像
これ、長渕剛さんだそうです(笑)
なんで桜島に長渕剛なんやろうか・・・・
2004年8月21日、桜島で長渕剛さんのオールナイトコンサートが開催されて、その記念のモニュメントらしい!
当時の桜島の人口6千人に対して、7万5千人もの観客が桜島で夜を明かしたこのイベントは、今でも伝説として語り継がれているそうで、いやぁ長渕兄さん熱いっすね!
どこを眺めても広々とした景色。
移動するたびに違った角度で桜島を眺めることが出来ます。
錦江湾の水、透明度が高くてきれいだった~。ということで!
即興で釣りしてみたら、こんなん釣れた。
そして、桜島の野良猫にも出会う。めっちゃ爆睡。
宿にチェックインするには時間があったので、霧島の方にも行ってみました。
霧島といえば、温泉か霧島神宮でしょう!ということで、まずは霧島神宮へ。
樹齢800年の御神木やさざれ石、さらには、霧島七不思議の伝説などパワースポットとしても有名なんだそうです。
天孫降臨の神話の主、ニニギノミコトを主祭神として祀る神社ということです。
こちらが樹齢800年の御神木。寄りで見ると大きさが分かりにくいけど・・
引きでみるとすごく大きい!右下の赤い服の人との大きさで比べるとわかりやすいかも。
見上げていると首が痛くなりそうなほどの大きさでした。
単純にすごいなぁというアホな感想しか持たない私ですが、800年という歳月の途方もなさを思うと狂いそうなので、ぼけーっと見上げてるだけ(笑)
こちらも七不思議のひとつ、さざれ石。君が代の歌詞に出てくる、あれです。
さ~ざ~れ~い~し~の~。
坂本龍馬とおりょうが新婚旅行で訪れたらしい!
寺田屋事件で傷を負った龍馬は、西郷隆盛や小松帯刀のすすめにより、妻のお龍とともに霧島に湯治療養に訪れたそうです。
これが日本で最初の新婚旅行と言われているそうな!
霧島神宮の駐車場の横にも温泉が噴出している場所がありました!
硫黄臭い、the温泉って感じの温泉でしたよ(どんな感じやねん)
何故かその温泉の横にこんなかわいいバンビのモニュメント。なんで?笑
霧島神宮から霧島の温泉街へ向かう途中で気になったのがここ。
「道の駅 霧島 伸和の里公園」
車をふぁ~っと走らせていたらやたらとどでかい看板で「ナニコレ珍百景」のアピールがあるなぁと思って、行ってみたら道の駅でした。
あまりにもアピールが強すぎて、一旦は通り過ぎたけど、Uターンして戻ってきたくらいな宣伝力ある道路看板でした(笑)
【珍百景No.2064】「顔はめパネルの奇跡」という内容で放送されたらしい。
「霧島神話の里公園」の展望台にある坂本龍馬とおりょうの記念写真用の顔はめパネルから高千穂峰をのぞくと、おりょうの顔の部分に山の模様がちょうど重なって顔のように見える!ということらしいです。
月曜から夜更かしでも放送されたそうです。
んでもって、霧島温泉の中心にある霧島温泉市場。
蒸し物販売所で温泉玉子とソーセージとトウモロコシを食べました。
甘くておいしかった。
今回は霧島温泉には宿泊せず、鹿児島市内のホテルに宿泊しました。ただ色々調べてみて面白そうな宿が結構あったので、メモっておきます!
硫黄谷庭園大浴場 | 霧島ホテル
すごい大きい大浴場があるホテル&混浴があるらしい。
混浴とはいっても女性専用ゾーンもあるようなので、感覚的にはプールに近いみたいです。
新湯温泉|霧島新燃荘
新湯温泉は霧島温泉郷のひとつで標高920m、新燃岳麓に位置する秘湯で、混浴があります。
1995年には南日本新聞の「日本の秘湯番付」で西の大関に選ばれたそうです。
霧島温泉|旅行人山荘
一番気になったのがここのお宿。
まず名前からして気になる。旅行人山荘って。
なんかオツすぎる。
創業100周年、周囲には5万坪の閑静な自然林。
鳥のさえずり、蝉の声、風の音がさわやかな美しい散歩道。ときには野生の鹿が遊びに来ることも・・・♪