ヤクスギランドより車で15分、標高約1,200メートルの安房林道沿いにあり、屋久島で唯一、車窓から見ることができる屋久杉です。
樹高19.5メートル、胸高周囲8.1メートル、推定樹齢3,000年といわれています。
木の先端は枯れていますが、斜面の下側から見ると樹勢を感じさせます。
ヒノキ、ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約12種類の着生樹があり、樹上に育っているとは思えないほどの大きさに育っています。
最も大勢の人が訪れる、屋久島でも代表的な屋久杉です。
森閑とした空気の中の老大木のたたずまいは、見る者を圧倒するような厳粛さがあります。
紀元杉
紀元杉は触れることもできますし、幹の周りを歩くことができます。
一方で縄文杉は10mほど離れたところまでしか行くことができません。