摩気神社は、その創始が古く、延喜式に名神大社として列されています。承暦3年(1079年)には白河天皇の行幸があり、「船井第一摩気神社」の勅額を賜りました。
江戸時代には、園部藩主小出氏の祈願所としても利用された歴史を持ちます。
社殿は全て江戸時代以降に建てられたもので、社殿と両摂社の覆屋は茅葺で、境内は落ち着いた神聖な雰囲気を漂わせています。
この神社は、南丹市園部町の最西端、胎金寺山の北麓に北面して鎮座しており、宮本である竹井集落をはじめ、篠山街道沿いに広がる周辺集落の共通の氏神として、近世以来「摩気郷十一ヶ村の総鎮守」と称されています。
本殿・東摂社・西摂社は茅葺の覆屋内に鎮座し、これらは京都府指定文化財に指定されています。
また、境内は京都府文化財環境保全地区に決定されており、その趣から時代劇のロケ地としてもたびたび使用されるなど、文化的にも重要な役割を果たしています。
社殿が北面する丹波地方唯一の神社としても知られ、そのユニークな特徴が注目されています。
ロケ地でも人気!キムタクも訪れた神社「摩気神社」
時代劇のロケ地としてたびたび使用されているそうです。「水戸黄門」「鬼平犯科帳」「続・三匹が斬る!」などなど…人気俳優の木村拓哉や小栗旬らも訪れた神社なんです!
南丹市園部町竹井宮ノ谷
JR嵯峨野線「園部」駅から京阪京都交通バス(園篠線)で「摩気神社前」下車
JR嵯峨野線「園部」駅から京阪京都交通バス(園篠線)で「摩気神社前」下車