2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

東北周遊旅 #3

目次

平泉 to 花巻温泉(またもや混浴)~2017東北旅行記【3日目】

旅した日:2017/12/29

東北旅行3日目です。

今日も相変わらず雪・雪・雪・・・そろそろ慣れてきました。

次の宿泊地である花巻に向かう前に是非とも世界遺産の平泉に寄りたいということで、結構早起きをして始発に乗るくらいの勢いで鳴子温泉駅へ。

切符を買おうとしたところ、駅員さんに呼び止められました。

今日電車運休なのよ~風と雪がひどくて。

一瞬意味わからんくて、この表情で30秒くらい

ん???んん??

えぇぇーーーーーーーーーーー

どうしよう。

もう一泊するのか?タクシー使うのか?

一瞬にしていろんなパターンを考え付いたけど、なんかどれも現実感がないような気がして、またぼけーっ。

朝早くてしかもほぼ寝起きで宿を出たから頭がぼけぼけ。

駅員さん「タクシーで隣の駅まで行けば電車動いてるから、ちょっと待合室で待ってて!」

ということで、JRさんがタクシーを手配してくれて隣の川渡温泉駅までやってきました。

振り替え輸送というこでタクシー代は無料。

都会だと振り替え輸送といえば、他の電車とかバスなんかが多いけど、タクシーっていうバージョンもあるのね。

とりあえず一安心。

電車の中で宿の女将さんが持たせてくれてた朝ごはん代わりのお弁当をいただきます。

本当に気遣いすごいなー。

とらやさん最高。大好き。絶対おすすめ。

ということで無事、平泉に到着しました。

なんというか駅舎がモダンで高級感があります。

さすが世界遺産を擁する駅は違うなぁ。

鳴子温泉から平泉まで2時間弱くらいかかりました。

平泉駅からあの金色堂がある中尊寺まではバスで10分くらい。

平泉町巡回バス『るんるん』っていう便利なバスがありました。

中尊寺は2011年6月世界文化遺産登録。

金色堂はじめ3000余点の国宝・重要文化財を伝える東日本随一の平安仏教美術の宝庫!

バブリーな香りがします。

金色堂や本堂までは割と急な坂道を登っていかないといけないので、縄の滑り止めで万全の体制を整えます。

坂道が雪でつるつるなのでかなり危険なのです。

中尊寺の表参道、月見坂を雪で滑らないように慎重にノロノロと進みます。

参道の両側には樹齢300年~400年ほどの杉の大木並木。

月見坂を登ってきて一番最初にあったのが、この弁慶堂。

お堂で、中には弁慶と義経公の木像が安置してあるらしいんですが、この日は扉が開いていなかったので見学不可だったのかも。

途中に茶屋があったり。

奥の細道展やってる。

奥の細道といえば、松島でも松尾芭蕉さんの足跡を感じたけど、そもそもどういうルートなのか気になったので調べました。

※前後省略・旧暦
5/04・・仙台(4泊)
5/09・・松島遊覧
5/13・・平泉・中尊寺参拝
5/17・・尾花沢
5/27・・山寺

っていう感じみたい。

松島→平泉で4日間。

やっぱり歩きだから時間かかるんだなー(あたりまえか・・)

松尾芭蕉さんに思いを馳せつつ、こちらが中尊寺の本堂。

中尊寺といえば金色堂のイメージだけど、本堂!本堂ですよ。

中尊寺での行事や祭りのほとんどは、この場所を使い行われているそう。

本堂には天台宗の総本山といわれている比叡山延暦寺から分けられた炎を不滅の法灯として置かれています。

本堂でおみくじを引きました。

なんと、大吉でした。

月見坂を歩いているときに、後ろを歩いていた家族の話が聞こえてきて、その家族のお母さんがこんなことを言っていました。

「おみくじはそれぞれの神社さんのやから、別に何回引いてもええんやでー」と。

関西人やん!

それはいいとして、何回引いてもいいのか何回も引きたいので、いろんな神社でおみくじを引いて御朱印代わりにスクラップしよう。

こちらは本堂のそばにある不動堂。

不動明王さまは邪を破り、過ちを正してくれる仏様です。

この旗・・

なんだなんだ20世紀少年か?と思わず二度見してしまいましたが、こちらの薬師堂は目にご利益があるそうで絵馬も「め」

ちょっと変わった絵馬やお守りが売られていました。

私も目が悪くなってきたのでお参りしました。

金色堂のちょうど向かいあたりにある弁財天堂です。

商売繁盛をお願いしました。

んでもっていよいよ!待ちに待った金色堂。

讃衡蔵で拝観料を収めてチケットをもらいます。

金色堂の入り口・・・・

わたし、わたし、てっきり金色堂って金閣寺みたいな感じで野外に燦然と輝く建物だって思いこんでいたので、体育館みたいな入口に金色堂の入り口って書いてあるのを見て正直落胆してしまいました。

そして、落胆したのはどうやら私だけじゃないようで

金色堂がっかり 関連キーワードにでてるやん!(笑)

どうがっかりしたのか気になる人は各自、検索してください(笑)

とはいっても、金色堂はキンピカで絢爛豪華で贅を尽くしてる感じでバブル感に溢れていてすごく感動しました。

細かい装飾と金ぴかで目が目がぁぁーってなるかと思った。

芭蕉さんは目が目がぁぁとはならずに、「五月雨の 降り残してや 光堂」と詠まれたそうな。

ちなみにあの教科書に載っていたやつ「夏草や 兵どもが 夢の跡」もここ平泉で詠まれたそうです。

夢の跡にならないように防火体制も万全です。

野外でこれ見るのは初めてかもしれない・・。

中尊寺を後にして、毛越寺にやってきました。

こちらのお寺は平泉駅から徒歩圏内。

毛越寺はモウツウジと読みます。読めん!!

仏の世界を地上に表現したと伝わる浄土庭園が有名らしいです。

浄土庭園とは仏堂と苑池とが一体として配された庭園で、毛越寺では北に塔山と呼ばれる小山を背景として、広々とした苑地美観が展開します。

ただなにせ冬なので浄土感は皆無です。

池が凍っとる。

季節が違えば下のような表情を見せてくれるらしい。

来る季節を間違えた!!

まーでも雪景色の中の散策もオツなものです。

寒いけど。

寒すぎて洞の中に入りたいです。

こちらが本堂です。

本尊は薬師如来。特に健康祈願・當病平癒にご利益があるそうです。

そしてありました!!例のおみくじ!!

言葉みくじです。運勢は吉。

お言葉は「貫」自分を貫くとは、自由と挑戦と少しの苦痛でできている

平泉には中尊寺、毛越寺の他にも沢山の見所があるのですが今回はこの2つだけを見学。

駅前で平泉わんこそば屋さんでご飯。

元祖盛り出し式平泉わんこそばだそうです。

盛り出し式なので、次から次へそばを椀に入れられるわんこそばじゃないんです。

そもそも「わんこそば」っていうのが、手打ちそばの切りたてを、ゆで揚げたものが、少時の間にのびて、風味を減ずることを惜しんで、一時に大器に盛り入れず、小さい椀に盛り、食べるにしたがって盛り替えする仕方であり、それに使用する椀を、地方の方言の「わんこ」の呼び名で、残されたものであるそうです。

一応、岩手名物のわんこそばも堪能できたので、本日のお宿がある花巻へ移動。

年末だからなのか特別列車(増便)が走っていて運よく乗れました。

およそ50分ほどで花巻に到着です。

銀河鉄道の夜の宮沢賢治×鹿踊りが花巻の名物っぽいです。

湯治部と旅館部があるお宿。

「湯治部です」っていうとなんとなく「体育会系です」みたいな硬派な感じがするのはなんだろう、わたしだけかな。

今回は旅館部に宿泊ですが、そのうち湯治部にも泊まってみたいなー。旅館内はどこもかしこも赤絨毯。

チェックインするとまずお風呂の説明を受けまして、それからお部屋に案内されるシステム(?)みたいでした。

いろんなお風呂がありますが、この旅館の名物が白猿の湯(混浴!)なんだそうです。

日本一深くて立って入るお風呂です。

ロビーに貼ってあった。

海街diaryのロケ地なんや!この映画よかったなー。特に夏帆が。

窓の外が青くライトアップされてました。

赤絨毯と窓の外の青、なんか異空間や。

お部屋は川沿いの純和室のお部屋でした。

窓を開けるとすぐ下が豊沢川。

早めに夕食。部屋食なのでゆーっくり晩酌しながらご飯。

そしてお風呂!!

名物の白猿の湯は混浴ですが、女性専用の時間帯が設けられています。

その時間になるまでとりあえず男女別のお風呂(内風呂+露天風呂)へ。この露天風呂もめっちゃよかったです。川沿いにある露天風呂。

この窓の向こう側が名物の白猿の湯です。

このお風呂、混浴なんだけど、かなり難易度高い気がします。っていうか難易度MAX級だと思う。

作並温泉の混浴なんて全然比にならないような。

引用:https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/9536/9536.html

↑この丸いのが白猿の湯なんだけど、まず階段を下っていくのが気まずい。

誰が来たのか丸見え。

お湯が無色透明で丸見え。

浴槽が結構狭いので至近距離で丸見え。

もちろんタオルを巻いて入浴はNGなので素っ裸なわけですよ。かなりの達人じゃないと無理だと思う。

しかしながら!女性専用時間に白猿の湯に入ってみたんだけど、このお風呂はすごくいいです。

立って入るっていうのが斬新だし温度も丁度よい。

薄暗さ加減も丁度よい。

雰囲気レトロで丁度よい。

天井がめちゃくちゃ高いので上を向いてぷはぁーっと息をすると何となく気分も軽くなるような。

立ってお風呂に入るメリットは全身にまんべんなく湯圧がかかって循環器系を整え、血行促進に効果があるそうです。

このお風呂、花巻の観光ポスターに起用されてるくらい花巻を代表する温泉なんだって。

お風呂に浸かっているのはこの子。駅にもいた鹿踊りのやつ。

この宿はエレベーターにイラストが描いてあって1階~3階全部違うモチーフなので、すごく興味深かった。というかかわいい。影絵チック。

ということで4日目につづく。

花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館

【新日本百名湯】日本一深い自噴天然岩風呂が名物★全4浴場すべて100%源泉のみ使用掛け流し

岩手県花巻市鉛中平75-1


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この記事を書いた人

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