2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

東北周遊旅 #2

目次

松島 to 鳴子温泉 こけしだらけ~2017東北旅行記【2日目】

旅した日:2017/12/28

東北旅行2日目です。

今日も相変わらず雪、雪、雪・・・

松尾芭蕉の松島やー松島やーああ松島やー(適当)のあの日本三景として名高い松島に行ってみたかったので、早めに宿を出発しました。

と思いきや!!雪のせいで電車遅延ですって。

わたしは仙台行きの電車だったので15分遅れで済んだけど、下りの山形行きは70分遅れだそうで、うーん東北って電車移動結構大変やな。

とりあえず無事、日本三景の松島がある松島海岸駅に到着。

松島の島巡り遊覧船に乗りたいと思います!

駅前は寂れているわけでもないけど、栄えているわけでもなく、なんだかすごく微妙な感じです。

が!!仙台名物の牛タン屋さん発見。

牛たんっていうキーワードを見るだけで非常に高まるっ!!

日本三景と言えば、宮城県の松島・京都の天橋立・広島の宮島ですが、この3つの共通点は海。

だから7月21日が日本三景の日なんかな??→ 昔、海の日とかじゃなかったっけ??

島巡りの遊覧船の出発時間まで1時間くらいあったので、周辺の観光スポットをぶらぶら。

瑞巌寺の五大堂は伊達政宗公が造営した、東北地方最古の桃山建築だそうです。

伊達政宗さん、私の中で伊達政宗といえば、レッツパーリィーとか言っちゃってる戦国BASARAの伊達政宗のイメージなんよね・・・あほやけ

テンション上がってすぐパーリィ!狂気の奥州筆頭伊達政宗

狂気の伊達政宗は置いておいて、五大堂の橋がめっちゃ怖い。

スマホ落としたらどうしようとドキドキしながら撮影。

ってスマホに気を取られて足がずぼっとはまったらどうしようとさらに心配になる、そんな橋です。まじ狂気や。

そしてこちらが国宝 瑞巌寺

平成30年3月頃までは平成の大修理が行われ、本堂などは見ることができないようです。

ここにもこけしが。

宮城ってこけしなん??笑

松島湾では牡蠣の養殖が盛んらしい!

フェリー乗り場の向かいの通りにはオシャレなお土産物屋さんやカフェもあってそぞろ歩きが楽しい。

松島の絶景カフェっていうのがインスタ映えかなんかで話題らしいです。

大雪や暴風で電車が止まったり遅延したりしてるくらいだから、船出るんかな?と心配してたけど、普通に出航。

およそ50分かけて松島湾を一周する観光船。松島には約260もの島があるそうです。

芭蕉が奥州行脚する目的の一つとした松島。奥の細道の中で「松島の月まず心にかかりて」 とありますようによほど気にかかっていたようで、「扶桑第一の好風なり」とそのあまりの美しさに驚嘆し、 絶句したそうです。

なんだそう・・・天気のせいなのか季節のせいなのかわからないけど、期待値ほどの絶景感がなくて若干がっかり。

なんか普通に島がいっぱいある湾って感じでした。

スカッとした青空の時とか夕陽とか朝日とか月夜とか、そういった感じだったら芭蕉が絶句するほどの絶景を見ることができるんだろうか?

松島の絶景、期待していただけにちょっともやもやした気持ちを抱えながら駅へ。

途中、へんてこな岩を発見。観光ルートから外れた住宅街にありました。

よく見たら↑こんな説明書きが。

1689年5月この岩の前を松尾芭蕉と曾良が石巻に向かって歩いて行ったらしい。

わたしはこの岩の前を通って今夜のお宿の鳴子温泉に向かいます!(電車でだけど)

松島駅から鳴子温泉駅へ。

松島 →(東北本線)→ 小牛田 →(陸羽東線)→ 鳴子温泉のルートでだいたい一時間半~2時間くらい。

鳴子温泉は、日本にある天然温泉の泉質11種のうち、8種がそろうというすごい温泉街らしいです。

福島県の飯坂温泉、宮城県の秋保温泉とともに奥州三名湯に数えられているそう。

駅前に足湯あるけど、雪が激しすぎて入っている人は皆無です。

ここもこけしや!!大雪のせいで温泉街を歩いている観光客はほぼゼロ。こけし人口のが高そうな予感。

こけしポスト。かわいい。

なんか骨太な感じ。こけし一筋って感じ(笑)

本日お世話になる旅館とらやさん。

温泉街の真ん中らへんにあるお宿

建物自体は古い感じですが清潔感があるしあったかいしぬくぬく。

女将さんがすごく優しくて気遣いがすごいので居心地がめちゃくちゃよかったです。

そしてこけしコレクション。

微妙に表情違うんだなーと見入ってしまいました(笑)

お部屋にはコタツとお布団が既に敷いてあって、ゴロゴロし放題。

あったかいしゴロゴロできるし幸せやー

ウェルカムおつまみ(?)用意してくださってました。

小腹がすいていたのでこれはかなりうれしかったなー。ビールのみながら一息ほっ。

夕食の時間まで2時間ほどあったので鳴子温泉の共同浴場巡りへ。駅前の手湯広場のイルミネーション。そしてこけし

この施設の中には手湯があります。

共同浴場①滝の湯

濁り湯で湯の花が白くて、浴室の中はものすごい湯気がもわーんとしていて、視界がほぼゼロみたいなホワイトアウトな温泉でした。

先客がいるのかどうかすらわからんくらい。

番頭さんに「奥の浴槽はぬるくて深くて、手前のは熱くて普通」っていうアドバイスを頂いていたので、まずはぬるい方へ「ぬるっ!ってか冷たい」ということで、手前の浴槽へ。

引用:https://www.naruko.gr.jp/

熱すぎるんじゃー。

確実に皮膚がやけどするやつ。

ということで、5秒くらい熱いお風呂に入って3分くらいぬるいお風呂に入る・・これを5回くらい繰り返してなんとか温まりました。

日によって温度とか変わるらしいので、この日がたまたあ激熱なだけだったのかも。

ということで共同浴場巡り2軒目へすかさず向かいます。途中で見つけた雪に埋もれたこけし。

立て続けに温泉のはしごしていいものかどうかわからんけど、時間がないのでASAP(as soon as possible)ということで。

宮城県に来てからこけしばっかり気になるよう。

暗い夜道で出くわしたらちょっとこわいこけし。

共同浴場巡り②早稲田桟敷湯

実はここ、出身大学の名前がついているので以前から知っていて一度来てみたかったんです!!

建物の構造がすごく変わっていて個性的なデザイン。

こちらの温泉、なぜ早稲田という名前がついているのかというと戦後間もなく掘削の実習で、早稲田大学の学生が堀り当てた温泉だからだそう。

早稲田湯として町内外の人たちから親しまれてきたそうです。

掘削からちょうど50年目となった平成10年に早稲田大学石山修武教授の設計で全面改築されました。

扉ちっちゃ(笑)お忍び感ある

なんか公園っぽい

引用:https://www.naruko.gr.jp/

お風呂は天井が広くて浴槽も広くて洗い場も広くて公園というか学校施設というか、温泉らしからぬ雰囲気でした。

番頭さん(というか施設管理者の方)が陽気な感じですごく世話を焼いてくれる雰囲気のきさくなおっちゃんでした。

共同浴場巡り(巡りといっても2つだけだけど)を終えて宿に戻ると、早速夕食。

お部屋でのんびり竹かご御前いただきました。ボリュームが多すぎてうな丼は食べられませんでした・・。満腹しあわせ。

女将さんが用意してくれた湯たんぽ。

朝まであったかでぬくぬくよく眠れました。

東北旅行記3日目に続く

生蕎麦・旅館 登良家(とらや)

源泉かけ流しの天然温泉。1Fには大正十年創業のそば店があります。館内に小さなこけしコレクションあり。

宮城県大崎市鳴子温泉湯元26-3


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