武周ヶ池は六所山、越知山などの山々が連なる丹生山地中部にあります。
地滑り性の崩壊によって流出した土砂が、大味川をせき止めてできたものと考えられており、このことは今なお伝説として近隣の地域に伝えられています。
クリやミズナラでおおわれた湖岸の山を静かに水に写す武周ヶ池は、いかにも深山の池という感じで、休日にはハイキング客や釣り人でにぎわいます。
南側の湖底には、広い範囲にわたってタチヤナギの純林があり、福井県ではこの地区だけに見られるものです。
福井県福井市二ツ屋町
北陸自動車道福井ICより約60分