ランプの宿 青荷温泉に宿泊記~青森旅行記NO.3~
青森旅行記:旅した日:2021年4月
青森県黒石の秘湯、青荷温泉 ランプの宿へ
Instagramで青荷温泉の投稿を見てからずーーーっと行ってみたかった青荷温泉。
満を持していくことができました。今回の最大の目的はこの青荷温泉ランプの宿に宿泊すること!だったので、チェックイン時間の3時に間に合うように向かいました。
青荷温泉は山の中の一軒温泉宿です。
今回はレンタカーを借りて行ったのでアクセスに不便はなかったんですが、冬とか運転が不安な時期はちょっとアクセスが面倒くさそう。
公共の交通機関を使っていく場合は新青森駅からJRで弘前へ。弘前から弘南電車で黒石へ。黒石から路線バスで虹の湖へ。そこから青荷温泉の送迎バスで宿へ・・・・乗換めっちゃ多いので大変。。
駐車場から宿までは急な坂道を下る形になります。
脚が悪い人や歩くのしんどい方用に宿のそばにも駐車場があったのですが、基本的には急な坂道が第一難関といった感じです。
でも周辺が森?林なので、森林浴気分でお散歩できます。(荷物多いとちょっと大変)
青荷温泉めっちゃ広い!敷地内に4つの温泉があって、この一軒で温泉巡りを楽しめちゃう宿なんです。温泉界のディズニーランドや~!!
まずは本館の受付でチェックイン。玄関のドアを開けた瞬間からもう、雰囲気が最高すぎる・・・・
沢山の天井からつられたランプ、ちょっとレトロなインテリア・・・昼は明るいのでこのランプたちの威力は感じられないけど、夜になると電気もなく真っ暗なのでめちゃくちゃ雰囲気出してきます。
ちなみにこちらは宿泊なしの立ち寄り湯も可能です。食事つきのプランもあるので、一日満喫できそう。
入浴料は540円。これは安すぎる・・・・
お部屋はめっちゃシンプルな6畳くらいの和室です。
縁側があって、目の前は川が流れていて質素だけどめちゃくちゃ素敵な環境です。
テレビもないし、電気もない、電源タップすらありません。電話の電波も届かない・・・川の流れる音だけが聞こえる。
お部屋の明かりはこのランプひとつ。寝るときもつけっぱなしです。部屋にお風呂やトイレもありません。
足湯
健六の湯の前にある足湯。ここでビール飲みながら、まずは休憩しました。
健六の湯
おそらく宿で一番広い温泉、健六の湯。総ヒバ造りの温泉です。
脱衣所からちらりと見える内湯、もうこれだけでテンション上がりまくり↑↑
床も浴槽もどこもかしこもヒバ。いい感じで年を重ねた木のぬくもりと味わいがたまらん。。夜はランプのあかりのみでさらに風情が増します。
窯の露天風呂です。ひとり用の狭い浴槽です。ちょっと熱めな気がしました。
各温泉がちょっとそれぞれ離れた場所にあるので、次のお風呂へ行くのにしばしのお散歩。。
通路にもランプ。昼間でも煌々と灯がともっています。
宿の真ん中にある混浴の露天風呂
こちらは露天風呂。かなり開放的でたぶん気を付けないと通路や部屋から見えちゃうと思う(笑
でも別に見えちゃってもいいや~っていう開放的な気分にさせてしまう露天風呂です。
岩風呂で気持ち良かった~。
こちらのお風呂は混浴ですが夕方にレディースタイムがあるので、女性も安心して入れますよ。
露天風呂は桶仕様。お湯は大きなお風呂に比べて熱めでした。
滝見の湯
一番新しくできた温泉だそうです。施設の奥まったところにあります。露天風呂から滝を見ることができるので、滝見の湯。
しらしらと流れ落ちる滝を眺めながら・・・4月だけどまだ残雪があって、肌寒いです。
内湯はこじんまりとしたサイズですが、窓が大きくてここからも滝が見えます。夜はぼんやりランプのあかりだけなので、めちゃくちゃ暗い、けどそれが素敵でした。
夜中にひとりで入ってみたんですが、滝の流れる音と天井からたまに滴ってくるしずくの音と、わたしと。
あったかいランプの灯を見つめながら温泉入っていると時間の感覚がなくなりそうになります。
夕食は大広間で宿泊者全員で頂きます
ご夕食は岩魚の塩焼きや、山菜など体に優しい、ほっとする田舎料理。
ちょっと冷めていて合宿所のごはんぽかったですが・・・笑
ご飯食べる前に宿の方からちょっとした小話みたいな食前タイムがあったのが面白かったです。
女性ひとり旅の方も結構いらっしゃってお1人様を満喫してました。
食事処が暗すぎて、まったく映えない写真ですが(笑
豪華な食事ではないけど、量がちょうどよくてヘルシーな感じがよかったです!
青荷温泉ランプの宿
青荷温泉は、青森県黒石市の黒石温泉郷にある温泉。
一軒のある温泉旅館に電気は通っているが、客室や風呂場などは灯油ランプだけで照らし、「ランプの宿」の一つとして知られています。
黒石駅よりバスにて温川行き虹の湖公園下車後、無料送迎バス