市の中心部に位置し、白石市のシンボルとして親しまれている白石城。
慶長7年(1602)以降、仙台城の支城として伊達家家臣・片倉氏が代々居城し、元和元年(1615)の「一国一城令」後、例外的に存続が認められた平山城(地形の高低が戦に有利になるよう丘や台地に築かれた城)です。
戊辰戦争の際には奥羽越列藩同盟が結ばれるなど、時代の転換期に重要な役割を担いましたが、明治時代に解体され、東口門は当信寺に、厩口門(うまやぐちもん)は延命寺に移築されました。
時を超え平成7年、天守閣と大手一ノ門、ニノ門が忠実に木造復元され、全国から訪れる歴史ファンをも魅了しています。
宮城県白石市益岡町1−16