白石城の北側、沢端川に面した閑静な住宅街の一角にある「片倉家中武家屋敷」。
片倉家の奥方用人として仕えた、小関家のお屋敷です。
慎ましく暮らしていた下級武士らの生活感がうかがえる、貴重な観光スポット。
享保15年(1730)に建てられ、宮城県の指定文化財に登録されています。
片倉家中武家屋敷は、260余年の歴史ある古建築。
平成3年に母家・門・堀が小関家から白石市へ寄贈されました。
そのたたずまいは、農家住宅を素地として、次第に武家住宅として体裁を整えていった興味深い遺構です。
白石城主片倉家の家臣小関家の屋敷で、享保15年(1730)の建築であることが確認されています。
平成3年に白石市に母屋、門、塀が寄贈されたのを機に創建当時の姿に復原され、平成5年には宮城県指定文化財となっています。
屋敷は白石城の北、沢端川沿いの鬱蒼とした庭木に囲まれた場所に建っています。
宮城県白石市西益岡町5-40