燕温泉 黄金の湯 入湯ブログ:女湯は見えちゃいます。河原の湯は混浴だけど女性も安心の理由とは?

日本一周の旅で立ち寄った燕温泉 黄金の湯の入湯ブログです。

燕温泉の人気の野湯 黄金の湯

朝8時位に宿を出発!近場の日帰り温泉で行ってみたかった長者温泉が10:00営業開始だったので時間がもったいないなぁと、どこかいい温泉ないかな??と検索。燕温泉の黄金湯が結構近いじゃないかー!しかも24時間営業って書いてあるぞ!ということで新潟の燕温泉方面へ車を走らせ。富山から新潟までずばーっと高速道路を使ったんですが、とにかくトンネルが多いんですね。

1時間ほどかかって燕温泉に9時半に到着。50台ほどの日帰り客用の駐車場が既に満車状態でびっくりした!どうやら登山客が早朝にくるみたい。駐車場のところに『秘境』って書いてあって、ここ秘境なんや!って初めて知りました(笑)

燕温泉街は登山道の坂道沿いに数件の宿が軒を連ねるこじんまりとした雰囲気の温泉街でした。とにかく燕が多くて目の前をびゅんびゅん燕が横切っていく…さすが名前の通りの温泉街。

黄金の湯は温泉街の奥の山道を少し上がったところにある無料で入れる野湯的な温泉(温泉街の方が有志で管理してくださっているようです)山道の手前には売店兼茶屋がありました。アイスクリームや飲み物、早朝なのでまで営業してなかったけど食事もできる雰囲気。

かなり急な坂道を5分ほどゼーハーゼーハーしながら登っていきます。標高約1,100mと妙高高原温泉郷の中で最も高所に位置する燕温泉、空気薄い?息苦しいのは標高のせいなのか、運動不足のせいなのか…ツラい

振り返ると標高の高さを実感できます。スコーンと抜けた景色が気持ちいいなぁ、清々しいなぁ、でもこの坂道しんどいなぁ(笑)

額に汗じんわり滲んできたところで目的地に到着!秋になると一面黄金色の葉が舞い落ちることから名付けられた「黄金の湯」。古くから神経痛、リウマチ、皮膚病、胃腸病などに効果があるとされています。入口には協力金を入れる箱があり寸志を投入して湯をいただきますっ!

右が女湯、左が男湯。扉のない小屋で服を脱ぎ、すぐに露天風呂なスピード感(笑)ちなみに湯から上がる時に気づいたんですが、女湯(男湯はどうか知らん)外の道から見えちゃいます(笑)とくに男湯側の湯船付近は危険。湯から上がるとき山道を下ってくる人と目があってお互い『あっ…』ってなりました。気をつけてください(笑

湯は薄濁りで微かな硫黄臭?するかしないか微香でした。湯の色も季節によって変わるらしく冬は真っ白になったりするみたいですが、今の季節はうすーいにごり湯。浴槽の底が湯の花なのか苔なのかでめっちゃ滑ります。滑るってわかっていても湯船を歩くとツルッといっちゃう感じ。温度はきもちいいぬるさ。今の季節にぴったりの熱くなく、ぬるすぎずのほんとに適温で入っていようと思えばずーっと入れそうな温度でした。(日差しの熱さに負けて長湯しなかったけど)

ぬるいお湯なんだけど体ぽかぽか。登ってきたときよりも汗を書きながら温泉街へ戻ります。温泉街には足湯もあってお風呂はちょっと・・・って方はこちらの足湯を利用すると登山の足の疲れも癒えそうよ。

相変わらず燕がビュンビュン飛び交う温泉街をゆーっくり駐車場方面へ。下り坂なので行きよりも帰りのほうがらくちん。

・・・と。道端になにやらうごめく黒いものが。えー!!ツバメのヒナが落ちとるやないかー!
めっちゃ慌ててどうしたらいいのかわからないけど、他に人影なし・・・ググったら親が近くで落ちた子も見守ってるらしいので大丈夫かな…と気になりつつその場を離れました。車に轢かれるような場所でもなかったので大丈夫だよね?元気に育つといいな。

※もうひとつの野天風呂「河原の湯」は、吊り橋が通行不能のため利用できませんでした・・・。

新潟県妙高市/燕温泉
上信越自動車道「妙高高原IC」又は「中郷IC」より車で20分、降車後、徒歩5~20分
営業期間:2024年3月9日~11月上旬
営業時間:日の出~日没
定休日:不定期

燕温泉(つばめおんせん)黄金の湯・河原の湯

標高およそ1,100m。妙高高原温泉郷の中でもっとも高い場所にある秘湯、それが燕温泉です。

名前の由来は、かつて岩ツバメが群れをなして飛び交っていたことから。まさに“天空の湯けむりスポット”という名にふさわしいロケーション!

ここには無料で入れる野天風呂が2つあり、どちらも秘湯ファンに大人気。ひとつは男女別の「黄金の湯」、そしてもうひとつは混浴の「河原の湯」。
お湯は白い湯の花が舞う硫黄泉で、婦人病・リウマチ・美肌に効果があるといわれています。
わたし的には、入った瞬間から“肌がつるん”ってなるやつ。大自然の中での湯浴みはまさに極上体験です♡

『黄金の湯』は妙高山の登山口にあって、登山帰りに立ち寄る人も多い癒しスポット。
そして『河原の湯』は、なんと上杉謙信の隠し湯とも伝えられていて、遊歩道を少し歩いた先に現れる“まさに秘湯”な存在!

湯けむりと渓流の音だけが響く静寂の中で、時がゆっくり溶けていく――そんなひとときを過ごせるのが燕温泉。
妙高の自然と湯のパワーに包まれる、まさに“天空の癒し時間”です。

ABOUTこの記事をかいた人

会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。