西郷隆盛、3度目の潜居地です。
西郷が愛加那と菊次郎のために建てた新居で、土地の選定にあたっては西郷自ら歩き探したといわれています。
新居は文久元年11月20日に完成しましたが、薩摩藩からの召喚状が届き、西郷がここで生活したのはわずか2ヶ月足らずだったといいます。
現在の家は明治43年、愛加那の養嗣子龍丑熊によって再建されたものですが、塀は当時のまま残っていて屋敷入り口正面には勝安芳(勝海舟)の碑文が刻まれた石碑が建っています。
(個人が所有・管理している施設で、敷地も私有地となっております。)
鹿児島県大島郡龍郷町龍郷166