2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

モロッコ一人旅#2

目次

モロッコ女ひとり旅(2)迷宮都市マラケシュ王宮とメディナとベルベル人と。

2015年の12月中旬にモロッコひとり旅行ってきました。

モロッコ女ひとり旅してきました(1)の続きです。

モロッコ到着翌日はモロッコの市内観光に出かけました。

日本で予め現地ガイドを予約していたので、約束の時間にホテルまで迎えに来てもらって市街へ。

今回使ったのはVELTRAという現地ガイドの予約サイト。

日本語が出来るガイドを頼むと結構高いので、英語Onlyのガイドさんにお願いしました。

感覚的は2倍近く金額違う感じがしたかなー。

最初に連れて行ってもらったのは、メナラ庭園 (Jardin Menara)。

新市街にあります。

12世紀に建設されたオリーブの木が茂る美しい庭園で中央にある貯水池は当時から灌漑用水路として使用されていたそうです。

昔はスルタン(偉い人?)たちのデートスポットだったらしい。

メナラ公園はそんなに見るべき物もなかったので10分くらいで終わっちゃった。

で、ガイドさんの車に乗って次のスポットへ。

途中、ラクダの駐車場(?)に遭遇したり、カルフールがあったりとなんだか混とんとした街だなぁって思った。

ガイドさんいわく、スーク(市場)でお土産買うより、スーパーなんかで買ったほうが安いかもよーって言ってた。

確かにスークだと値段が決まってなくて、値切ったりぼったくられたり的な感じだから、押しの弱い私はこういうとこで買ったほうがいいのかもなーとか思った。

お土産のことを考えてるうちに次のスポットに到着。

クトゥビーヤ・モスクです。

今回はドライバーさん+英語ガイドさんに案内してもらったので、ドライバーさんにモスクのすぐ近くでおろしてもらって、ガイドさんと一緒にモスクへ。

しかもお客さん、私一人だけだったので結構融通聞いてくれたのでラッキー。

モスクへ向かう途中に、ガイドさんがしきりに椰子の木を指さすので、なんだろ?と思ってじーっと見たら

椰子の木、偽物ですやーん!

椰子の木風なアンテナだった・・。

この美意識は好きかも(笑)

日本でも京都あたりで電柱とか松の木もどきにしたら良さそう。

クトゥービヤモスクはマラケシュのシンボル的なもので市内で最も大きなモスクだそうです。

モスクの中は一般人は入ることはできないので、外側から眺める感じ。

夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。

ミナレット(塔)の下はこんな感じになってました。

遠くから見たらすごくきれいな建築物だなぁと思ったけど、12世紀あたりに建築されたと聞いて保存状態すごいなぁと感心。

モロッコでは乗り合いタクシーが多いらしい。

ガイドさんの話ではモロッコのタクシーは2種類あって、ひとつは市内を走る短距離のプチタクシー(Petit Taxi)、それと長距離を走るグランタクシー(Grand Taxi)があるそう。

滞在中に何度かプチタクシーを使ったけど、いっつもぼったくられてた(笑)

運転手さんはメーター倒してくれなくて、ここまでだったらこの値段みたいな感じだけど乗る?みたいな。

最初はメーター倒してよー!みたいなやり取りもしてたけど、ぼったくられても+200円くらいなもんだから、もう面倒くさくて交渉するのやめちゃった。

旅慣れた人だと、こういうぼったくりを許すから、また他の旅行者がぼったくられるんだ!と憤慨する人もいるけ。

けど、わたしはよっぽどの高額じゃなければ割と素直に払っちゃいます。

ぼったくったなぁ~みたいな感じでお金を渡すと、運転手さんもニコッとやんちゃな笑顔で返してくれるので、まぁーいっかって。

そこでイチイチ憤慨してたら気分悪いしなーと思って(笑)

海外はこういうもんだと思えば腹も立たない。

次はメディナ(旧市街)探検へ。

城壁で囲まれた迷路のような路地の奥に入っていきます。

ほこりが舞うボコボコの道、自転車、スクーター、馬車、らくだ、人混み・・一人で迷い込むにはかなりの勇気がいりそう。

場所やロバやらくだなんかは、日常的な移動手段として利用されているっぽい。

↑左に映っている魔法使いみたいな衣装を着ているのが、今回お世話になったガイドさん。

ベルベル人の民族衣装「ジュラバ」を着てます。

初めてガイドさんに会って「ないすとぅみーちゅー」って握手しながら、「わっ!魔法使いだ」と思った(笑)

なんだか暑そうな服に見えるけど、日差しから身を守ることができ、中はとても涼しいそうです。

王宮にやってきました。

バヒア宮殿はしっくい細工とモザイクタイルの美しい建物です。

まるでレースのようなタイル装飾。

めちゃくちゃ細かい。

目がチカチカしそうなモザイクタイル。

モロッコはイスラム圏なので、肖像画文化がないから代わりに文様文化が発達したのかもです。

大根がおろせそうなほど細かいです。

ずーっと天井や上の方の装飾ばかりを見上げているので首が痛くなってきます。

ヨーロッパ系の観光客が多かった。

モロッコとヨーロッパはジブラルタル海峡を挟んでるだけだから近いんです。

だから、モロッコはアフリカ大陸の国ではあるけど、ヨーロッパ的な文化も感じることが出来るんだな。

ステンドグラスがキラキラと壁に反射して幻想的な雰囲気。

絨毯みたいな柄が天井にあるので、一瞬上下感覚わからなくなってふらーっとしちゃいました。

ガイドさん。

超お茶目なベルベル人。

娘さんがわたしと同じ年だそうで、何故かめちゃくちゃ喜んでた(笑)

バヒア宮殿をあとにして、旧市街の路地をぶらぶら。

「なにか見たいものある?」「欲しいものある?」ってガイドさんに聞かれて「アルガンオイル欲しいかもー」ってことで、薬屋さんに案内してくれました。

気温はあまり暑くないけど、日差しが強いのと道が埃っぽいので汗がじんわり。

あちこちに馬車が止まっていて、となれば馬のう○こがその辺に落っこちているので、足元見て歩かないと危険です。

マーケット。

そして薬屋さんに到着。

薬屋さんって言っても、日本の薬局的な感じじゃなくて、ハーブとか漢方っぽいのが沢山売ってました。

たぶん症状に合わせて、お店の人が調合してくれるんだと思う。

いろんな得体のしれないものをお勧めされたけど、よくわからないし、日本に持ち込みできるものなのかもわからないので、モロッカンアルガンオイルだけ買いました。

モロッコのお土産といえば!の「ガスール」や「サボンノワール」も売ってました。

でもたぶん、スーパーとかで買ったほうが安いんだろうなってことで、ここでは買わず。

実際スーパーのが安かったし(笑)やっぱり観光客価格で売ってくるのね。

アルガンオイルを買ったので(かはわからないけど)、お礼にミントティーをご馳走になりました。

モロッコの人ってなにはともあれミントティー飲んでる印象だった。

しかも、砂糖を目いっぱい入れて超甘いやつ。

なんか、まさに魔法使いな画。

そして、魔法使いのよき相棒、黒猫。

なんかドラクエみたい・・・(やったことないけど)

と思ってたら、魔法使いと一瞬はぐれる。

ちゃんとついてこい。的な表情。

路地で演奏しているおじさん。

写真を撮らせてもらって、チップを渡します。

モロッコはどこもそんな感じ。

モロッコ女ひとり旅(3)に続く。

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この記事を書いた人

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