北海道を代表する温泉地:登別
登別温泉は江戸時代から温泉の存在が知られており、明治時代に温泉宿が設けられてからは保養地・観光地となりました。
「にっぽんの温泉100選・総合ランキング」では毎年上位にランクインしている日本有数の温泉地となっています。
温泉街の中心には、源泉公園があり、およそ3時間ごとに迫力ある音とともに勢いよく間欠泉が噴き出します。
湯気を立てながら約8mの高さまで上がる瞬間は、まさにエキサイティング。公園内には鬼や金棒のモニュメントが設置され、健康や金運などのご利益があるとされています。
パワースポットとしても知られ、金棒に願い事を書いた絵馬をくくり付ける人も多く、絵馬は旅館や観光協会などで購入可能。
道央自動車道登別東インターチェンジより約10分の所に位置し、所要時間は、札幌から約1時間40分、新千歳空港から約1時間、JR登別駅から約13分です。
クマ牧場へラクラク♡登別ロープウェイ
クマ牧場へ行く唯一の手段として、登別温泉街の中心にあるロープウェイ山麓駅から高速ゴンドラ(通常6人乗り)が最短15秒間隔で出発しています。
山麓駅から山頂まで全長1260m、高低差300mを約7分で一気に駈け登ります。
※ロープウェイの乗車運賃はクマ牧場の入園料に含まれています。
※ロープウェイ乗り場にはお土産物屋さんもありますので、ロープウェイに乗らなくてもぶらぶらできます。
空飛ぶサケとば トバ壱号
ロープウェーを使って鮭トバを作っています。
冬の期間限定!空中のゴンドラに鮭を吊るし、鮭を寒干ししてトバにするためのユニークゴンドラの運行を行っています。
ゴンドラに乗車された際には是非注意深く探してみて下さい。
因みに干し上がったトバはクマ用の飼料として活躍します。
のぼりべつクマ牧場
登別といえばクマ牧場!登別温泉街よりロープウェイで約7分、約70頭の個性豊かなエゾヒグマがのびのびと暮らしています。
園内にはレストランのほか、世界で唯一のヒグマ博物館や、アイヌ文化に触れるユーカラの里など、見どころ満載です!
個性あふれる姿を間近に見られ、中でも人間がオリの中に入ってクマを観察するガラス張りの施設は迫力満点です。
クマの発情期にあたる春から初夏にかけては、オスによるボス争いも繰り広げられます。エサやり体験では、クマが2本足で立っておねだりするユニークなポーズが必見。
無料送迎シャトル
のぼりべつクマ牧場では温泉街からロープウェイ乗り場まで無料送迎シャトルが運行。
道南バス登別温泉ターミナル・登別国際観光コンベンション協会またはご宿泊のホテルのフロントから連絡することができます。
登別マリンパークニクス
約400種・20,000点の生き物を展示。
登別マリンパークニクスは、「北欧ロマンと海洋ファンタジー」をテーマにしている水族館です。
登別駅より徒歩約5分とアクセスも良好で登別観光でも人気のスポットとなっています。
アシカやイルカなどのショータイムやペンギンのお散歩パレードが人気!
「ニクス城」は、デンマークに実在する「イーエスコー城」をモデルに造られており、約400種・20,000点の生き物を展示する登別マリンパークニクスの中心となる建物です。
エントランスホールのクリスタルタワーや大水槽の上を進むエスカレーター・アクアトンネルのほか、タッチプールや光と音と香りで演出されている北海道最大級のクラゲ水槽など、さまざまな海の世界を、見て・触って・感じながら身近に楽しむことができます。
登別地獄谷
日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡。
直径は約450m、面積は約11ha。
谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来となりました。
また、ここから多種類の温泉が1日1万㌧も湧出されており、温泉街のホテルや旅館に給湯されています。
地獄谷に一歩足を踏み入れると硫黄のかおりがたちこめ、奥までいくと湯煙で辺りが見えないほど。
一周約10分の遊歩道があり、地獄谷展望台に登ると、火山ガスや熱湯を噴出す様を見られ、まさに地獄の様相を呈しています。
JR登別駅から道南バス登別温泉行きで約15分
「登別温泉バスターミナル」下車徒歩約10分
道央道登別東ICから7km 約10分
登別地獄谷駐車場 8:00~17:00(夏は17:30):1回500円
※大湯沼も1回駐車可/17:00(夏は17:30)~翌8:00:無料
※日をまたいで駐車する場合は翌日10:30までの出庫に限り追加料金なし。
大湯沼川天然足湯
大湯沼から流れる温泉の川・大湯沼川を利用した無料の天然足湯です。
地獄谷や大湯沼と遊歩道でつながっていて、散策の休憩がてら立ち寄る人も多い癒しのスポット。
源泉から流れる硫黄泉の湯を足湯で贅沢に楽しめます。
足湯へは、大湯沼駐車場に車を停めて、探勝歩道で向かいます。
駐車場の利用には、駐車券(有料)が必要です。
駐車券は、1日1回づつのみ「大湯沼」と「地獄谷」の双方で駐車することができます。