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古くからの山岳信仰の聖地
石都々古和気神社は、延喜式内社の一つに数えられる古社で、古くから山岳信仰の聖地として、多くの方々に信崇敬されていました。
約一万年前から信仰されており、多くの磐境が山々に点在していて、屏風岩、船形岩、鏡岩、亀石、天狗石、石門、三種の神器といわれる剣、玉、鏡等があります。
石都々古和気神社の歴史
石都々古和気神社は八幡山と呼ばれる山の頂上にあります。
創建の年代は不詳ですが、八幡山には磐境が多数あり、古代から祭祀の地とされていたことがわかります。
磐境とは古神道における岩に対する信仰のことや信仰の対象となる岩そのもののことです。
1051年に源有光が源義家の安倍一族追討の軍に加わって功績を挙げ、代官として石川の地を賜りました。
有光はその後、この地に移って名を石川有光と改名。
八幡山山頂の当社東側に石川城を築城しました。
以降25代528年間にわたって石川氏の居城となっていたが、豊臣秀吉により取り上げられてしまいました。
1066年に源氏の氏神である石清水八幡宮の分霊(八幡神・大国主命)を勧請して石都々古和気神社に合祀したという歴史があります。
福島県石川郡石川町字下泉150
車:東北自動車道矢吹ICから車約25分
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