平野神社

平野神社とは？

794年（延暦13年）、平安遷都の際にこの地に遷座された平野神社は、朝廷にも崇敬され、多くの行幸が行われました。

その後、源氏や平家の氏神としても崇拝されるようになりました。現在の社殿は、寛永年間（1624年から1644年）に造営された平野造と呼ばれるもので、その本殿は国の重要文化財に指定されています。

平野神社は、伊勢神宮や松尾大社などと並ぶ格式ある名社として知られています。

境内は桜の名所としても有名であり、4月10日には桜花祭が開催されます。桜の花期には、桜コンサートや桜湯の接待（有料）などが行われ、訪れる人々に特別な体験を提供しています。

京都市北区平野宮本町に位置する平野神社は、式内社であり、二十二社の一つです。かつては官幣大社の地位を持っていましたが、現在は神社本庁の別表神社に分類されています。

平野神社の神紋は「桜」であり、その美しい風景と格式ある歴史が多くの人々を魅了しています。

キンプリファンの聖地！？

この平野神社、社務所前の絵馬掛所には、キンプリやそのメンバーである平野紫耀さんにまつわる絵馬が多く奉納されています。この神社には、「ティアラ」と呼ばれるキンプリファンの人々が集まり始めたのは2018年からだそうです。神社の社名がメンバーと同じ名字であるため、参拝者が増えていると中村聡朗権禰宜氏は述べています。近畿地域では、平野神社と同様に、滋賀県栗東市の大野神社にはアイドルグループ「嵐」の大野智さんのファンが、また、京都府城陽市の松本神社には「嵐」の松本潤さんのファンが訪れることでも知られています。