地下採石場ワンダースポットに行ってきた!
メジャーリーグの彼の影響でオオタニっ!って読んじゃいそうですが、『おおや』って読みます。資料館の周辺から断崖絶壁っぽい岩が沢山あって、採石場の面影を感じることができます。入り口付近にはおしゃれなカフェやお土産物屋さんもあって現代風な観光スポットになってました。
数々の映画、ミュージックビデオのロケ地として有名になったかつての地下採石場。
深さ30メートル、最深部で60メートルもあるというまるで地下要塞のようなワンダーな空間を体感できるスポットです。
鍾乳洞のようにこの地下空間、寒いです。真夏でも上着が必要なくらいの温度で8℃前後。迂闊に半袖で乗り込んだら風引いちゃうよ。この巨大な地下採石場から切り出された石は1000万本にのぼるという。1本の実物が資料館になるのですが相当な量よ。

地下に降りていくにつれて下がっていく気温、階段も壁も天井も石、石、石。これはまるでRPGゲームの世界じゃないか、めっちゃワクワクします。いい感じにライトアップされた空間がさらにRPG感を増してるゾ…
とにかくドデカ空間に圧倒されます。天井高すぎて、これどうやって掘ったんや…にんげん凄っ!ってなる(笑)
手彫りの採石痕も見受けられてこれはいつの時代のものなんやろうかと歴史ロマンを感じられたりも。
ここは採石場跡じゃなくて秘密結社の地下神殿だよと言われても、あゝそうなのかと思っちゃうだろうし、宇宙人が作った謎の建造物なんだよって言われても、あゝそうなんだと思っちゃうだろうし、とにかく人の想像を超えるような圧倒的な空間でした。
採石の結果として現在人気の観光スポットになってるのってなんか不思議な話ではあるよね。
大谷資料館とは?

栃木県宇都宮市にある大谷資料館は、巨大な地下採石場跡をそのまま活かした博物館。地上にある入口から階段を下っていくと、そこにはまるで別世界のような空間が広がります。
この地で採掘されてきた「大谷石(おおやいし)」は、やわらかく加工しやすい性質をもつ石で、旧帝国ホテルなど多くの歴史的建築物にも使われました。
資料館では、手掘り時代の道具や採掘の変遷を伝える展示が並び、この石がどれほど宇都宮の街の発展に関わってきたかがよくわかります。
そして最大の見どころが、この地下採掘場跡。
なんとその広さ、約2万平方メートル。野球場がすっぽり入るほどのスケール!
天井の高さや壁の造形も壮観で、まるで地下の神殿に迷い込んだような気分になります。
最深部は地下30メートル、平均気温は8℃ほど。
夏でもひんやりしていて、上着が必要なくらいです。
戦時中は地下の秘密工場、戦後は政府米の貯蔵庫としても利用されていたそう。
この空間にそんな歴史があったと思うと、ちょっと背筋が伸びます。
今ではコンサートや展示会、結婚式などの会場としても人気。
数々の映画やミュージックビデオのロケ地にも使われていて、あの幻想的なライトアップを実際に見ると「なるほど、これは映えるわ…」と納得します。
まさに“地下の聖堂”という言葉がぴったりの場所。
ひんやりした空気と静けさの中で、時間の流れまでゆっくり感じられるスポットです。
大谷資料館のアクセス・営業
大谷石の採掘の歴史がわかる資料館。展示場には採掘が本格的に始まった江戸中期から昭和34年頃までの手堀り時代の道具や採掘方法、運搬の移り変わりなどの資料を展示してます。
—
4月〜11月/9:00〜17:00(最終入館16:30)
12月〜3月/9:30〜16:30(最終入館16:00)
—
4月〜11月/無休
12月〜3月/毎週火曜日休館(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
年末年始(12/26〜1/1)休館





